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ロト三部作&11 そして神話へ・・・

⚠️注意 : ドラクエシリーズのネタバレを多分に含みます

前回の記事の目標の通りドラクエ11をプレイしてきました(プレイ時間40時間超) 

ロト三部作をやる前に2回ほどストーリーはクリアしており、レベル99にして全員の装備をレア度sで錬金+3にするというガチのデータを見つけたのにも関わらず、内容について全く覚えていない

というわけで、今回はストーリーの内容やロト三部作との繋がりの確認のため、3ds版でやってきました。

内容についてはやっぱり覚えがある感じで「こんなんだったなー」という感じでしたね。あまり新しい発見はありませんでした。
しかし、ところどころに昔のネタが混ぜられているのに気づきました。(ドラクエ1~3をやった甲斐がある)
過去の世界でのフィールドbgmやニズゼルファ戦での「勇者の挑戦」、ドラクエ8に近いニズゼルファとの死闘、セーニャとベロニカの「おおぞらを飛ぶ」の演奏シーンなど色々と盛り込まれていた気がします。

ドラクエシリーズの多くの要素を含有している点からドラゴンクエストの最高傑作にせざるを得ない作品のような気がしてしまいました。
11が特別抜きに出て良いというわけではないけれども、これを超えるドラゴンクエスト作品を作り出すことはできないのではと

ドラクエシリーズの全てを詰め込んだ宝石箱
それが11のような気がします
故に最高傑作になってしかるべきものでは….?
(もちろん、それの良さをわかるためには全てのドラクエをやっていないと体感できないことが難点ではある)

きっとすぎやまこういち先生や鳥山明先生のお二人のことを考えても、限界が分かっていたのかもしれないと思ってしまいました。
ドラクエ11は3dsは劣化版でswitch版が完全版などと言われていますが、そのような背景を考慮して劣化版であろうと生前に出したかったのではないかとやっていて思いました。


というわけで感じたことについては以上にして、本題の「ロト三部作と11の繋がり」について考えていきたいと思います。

正直、最後の方のムービーを見れば、11→3と繋がっていることは明白ですが、大切なのは「誰がロトの勇者として扱われているか」というところだと思います。

聖龍により、ロトの勇者=イレブン(11の主人公)と定義されたのは間違いないですが、一つ思い出して欲しいのは過去を求めて戻る時、戻る先の自分が未来の自分に乗っ取られると解釈した方が良い点です。

これをセニカがやるとどうなるのか?と考えると、ローシュと再会し、ウラノスの企みを阻止し、ニズゼルファ討伐を成し遂げるというシナリオになります。
その結果、世界が平和となり、未来で3に繋がると

では、ロトの勇者とは何なのか?ということです。ロトゼタシアを救った人 =ロトの勇者と聖龍は呼んでいたので、セニカの戻った先の世界では「ニズゼルファ討伐した人 = ロトゼタシアを救った人(ロトの勇者) = ローシュ」ということになります。

この世界線が3に繋がると言っているわけです。

では、世界的にロトの勇者と呼ばれているのは「ローシュ」ということになります。

しかし、ここに少し問題があって、ドラクエ11をやった人ならお気づきの通り、ロトの勇者は「イレブン」のはずなんですよね。

ここに大きな世界(ローシュ=ロトの勇者)と小さな世界(イレブン=ロトの勇者)の違いが生まれているように感じます。

世界的に見れば、ロトの勇者はローシュであると1,2,3では扱われているが、11において、セニカや我々プレイヤーにとってはイレブンこそがロトの勇者であるという見え方の齟齬が発生してます

いわば、世界の人々にとっては、
ローシュ = 伝説の勇者(伝説=事実として人々が言い伝える話)
イレブン = 神話の勇者(フィクションに近い現実の話)
であると言えるのかもしれません。

このことを考えている時、ふと思ったのはユグノア王家はローシュの血を引いているという事実から、どっから血は受け継がれてんの?という疑問です

何故ならローシュは勇者として旅をしており、子供を産める状況ではないためですね。DQ5とかにヒントでも隠されているのでしょうか?(子供産んだ状況がどんなだとか覚えていない)

そう考えると、イレブンはセニカの血は受け継いでおらず、知らない人とローシュの子供である説の方が強いような気がしています。

そう言った意味でセニカが時を求めて全てを阻止して、ローシュと子供を授かる場合、時が流れたら3に繋がり、そうでない場合、11のイレブンに繋がるという解釈のほうが妥当のように思えます。

つまり、イレブンはセニカを過去に送ったことで、その地で生まれていることすらないかもしれないと考えられますね….(少しだけ怖い)

そういう意味で「神話の勇者」という表現が良いのではないかと。

今のところ私が感じているロト三部作と11の繋がりはこのくらいです。

もちろん、疑問と曖昧な点はあります。

1. セーニャがよく弾いている曲は セニカ→ローシュに向けての曲であるが、それは何のために作られたのか? → ローシュとセニカの間に子供がいたのかいなかったのかヒントが隠されているのでは?
2. 最後の2冊の本は赤と緑で双子を表しているように思えたが、意味があるのか?また、緑は何が記されているのか?(仮説では緑は改変版ローシュ戦記)
3. 何故勇者の剣の返還の時に3人だけなのか? → 3における過去でもローシュとセニカが二人だけで返還しに行った説
4. セニカの2本目の勇者の剣はどっから?& セニカが過去に行く時勇者の剣が破壊されなかったのは何故?→セニカの自作の勇者の剣 & 出来が違う(勇者の剣 - 真+勇者の力がないと壊れる説)


というわけで、できる限り、力を振り絞って考えてみました
こんな感じでロトに対する考察は終わりにしておこうと思います

ドラクエ11をやるにあたって、ストーリーは知ったものばかりであんまり熱中できませんでしたが、自分で縛りをしていたのですごく楽しめました
「武器を買わないこと」と「どうしようもなくなるまでレベル上げをしないこと」の2つをやっていたのにも関わらず、結構サクサクと進めました
でも、アラクラトロ、ホメロス1回目、武闘会、ムンババ、ゾルデ、ロウ爺さんとの冥府戦、バクーモス、キラゴルド、ホメロス2回目は結構死んだ覚えがあって、死にゲーと化していました。
他のところでは全滅せずとも、ギリギリ何人か残ってクリアとかもあったので、tasさんとかはすごいなと感心してました

でも、低レベルで勝っていく楽しさもあるなと新しいことをしてみて感じたドラクエでした。すごく良かった。次も詰まるまでガンガン進もうと思います。失うのは金と刹那的な命だけ。どんどん行こう

というわけで今回も以上で終わります。
ドラクエ11最高に良かったです。
マルティナの初期衣装 神スギィ






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