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ヒンディー映画「Crew」感想(スリランカ)

 久しぶりにスリランカで最大のモールである「One Gall Face Mall」に行った ので、気になっていた映画館に行ってみた。特定の映画が見たいという訳ではなく、映画館に行きたかったので、「なんの映画がやってるのかな」というところからのスタートだった。
 英語音声もしくは、字幕の映画を探してみた。ハリウッドリメイクではあるが、ゴジラシリーズもあったが、上映まで30分待たないといけないということで、「Crew」を選んだ。インド映画と書いてあるのだが、ポスターは滑走路をスタイリッシュに歩く女優3人の後ろを飛行機が飛んでいるというもので、いい意味でインド映画っぽくなかった。チケット販売担当者も丁寧におすすめの席を教えてくれ、後方列の真ん中を取ってくれた。
 チケットを購入したら映画のお供にゼロコークとフライドポテトを注文。フライドポテトは時間がかかりそうだから最初のパートは見られないなと思ったのだが、スタッフに開演のスタジオと座席を尋ねられた。席まで持ってきてくれるらしい。上演中に入口が開閉しても問題ないのかなと思った。
 スタジオについて自分の座席を見つけるとすでに人が座っていた。座席の場所なんてあってない感じはスリランカらしい。リクライニングも最大まで倒しているし、めんどくさいので、その人の隣に座ることにした。席にはブランケットが置いてあった。言われてみればスタジオは少し寒いくらいだ。座席はボタンでリクライニングができるようになっていて、飛行機のビジネスクラスのような感じだった。3000ルピーは高いなと思ったのだがサービスやファシリティは満足できるものだ。
 映画が始まっても、人の出入りが頻繁にある。スナックが運ばれてくるのだ。そこまで気にする人はいないのだろう。ただ、隣の人が電話を受けて話し出したのには驚いた。すごく自由な鑑賞スタイルだった。
ちなみに、私のポテトは30分後に来た。忘れられていた気がするが、結構いいシーンをポテトを楽しみながら見ることができたので運が良かった。
 さて、映画の概要だが、傾きかけている航空会社で働いている3人のCAが同僚とともに非合法のビジネスでお金を稼ぐも、心根はいい人達なので巨悪を退治するために奮闘するというストーリーだ。このようにシンプルなストーリーのため、英語字幕でもなんとか理解することができた。インド映画というと歌や踊りが多く半分ミュージカルのようなイメージだが、本映画は踊りや歌があるが、最低限に抑えられてるし、アクセントになっていて非常に見ていて楽しかった。インド映画とハリウッド映画を足したようなイメージだ。
まだ上映されたばかりなので、もう一回見に行こうかと考えている。

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