![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124271832/rectangle_large_type_2_479e3a51f9eb088caa13bc361493c6da.jpeg?width=1200)
ウェラワットビーチ(スリランカ)
アパートから3㎞のところにウェラワットビーチがあるというので、行ってみることにした。
オフィスからはゴールロードという道をまっすぐなので迷うことはなさそうだ。ゴールロードは観光客がよく訪れる場所だそうだ。
日本で例えると「青山通り」と言われているらしく、おしゃれなカフェやブティックが並んでいる。「スリランカ紅茶局」や「Barefoot」というカフェ兼雑貨屋さんが有名な場所だろう。寄り道をしたくなったが、ビーチと夕日をセットで見たかったので先を急いだ。
40分ほどで到着した。少し曇ってはいたが、夕日とビーチを見て胸が熱くなった。ビーチでは、兄弟が遊んでいた。ほっこりした気持ちになったので2人の写真を撮った。
![](https://assets.st-note.com/img/1702294843963-78DsQ1JUV4.jpg?width=1200)
せっかく来たので、海を眺めていると。親子が隣に座った。
お父さんが話しかけてきた。お金くれっていう話をされるのかな。
「君はどこから来たんだい」
「日本です」
「とってもいい国だね」
「スリランカをたのしんでね」
すごくいい人だった。いまだに、ナイスな人かお金が欲しい人なのか判別がつかない。浜辺を歩いてみたくなったので席を立った。
ビーチをしばらく歩いていると。ゴミがたくさんあることに気が付いた。スリランカで捨てられたものなのか。それとも漂流したゴミが流れついたのだろうか。当たり前だが、映像で見るよりも実際に目にした方が問題について実感できる。
ゴミの周りにはたくさんのカラスが飛んでいた。人間にはゴミでも、カラスにとっては食料確保のひとつなのかもしれない。目線を変えると善悪も変わってしまうことがあるんだなと感じた。
夕日も沈んだので、帰ることにした。行きは楽しかったが、帰りの3kmは長い。バスの乗り方がわからなかったから歩くしかない。
歩いている人だかりができているのが見えた。そこを通過しようとしたら、笑顔のお兄さんがアイスを差し出してくれた。お金はいらないとの事。無料なのに、ナッツとフルーツゼリーが入っている。おかげで疲れも軽くなった。
![](https://assets.st-note.com/img/1702294870648-TWrTh7958R.jpg?width=1200)
歩いてよかったな~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?