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当たり前が当たり前でなくなった世界

少しばかりお休みをしておりました。
このところ急激な気温の上昇と灼熱の太陽と大雨の繰り返しに身体がついていけなくなったのか、体調が悪い日が続いて寝込んでばかりの日々でした。休んだら休んだで深夜早朝日中関係なく隣の部屋のジジイの騒音に悩まされるし、精神的にも底の見えない負のループに支配されている状況で、正直精神的には滅茶苦茶疲れ切って、寛解の兆しすら感じられない生活です。というよりも下手に寛解したとしてももっと深いドン底に突き落とされることのほうが怖いので、むしろ底に近いところに落ちているほうが楽なのかなと世捨て人のようなことを考える毎日です。

そんな中、同じ事業所で働いている人の中に色ボケお喋り野郎がおり、筆者との間で大事件が起こってしまいました。
そのデレスケは、普段から仕事が終わっても何かと若くて(←ここがポイント)綺麗系のお気に入りの女性スタッフに下心丸出しで頻繁に話しかけてはデレデレしているので気持ち悪かったのですが、暫くは一応黙って様子を見ていました。
もちろん事業所ですので、障がい者といってもいろんな障がいを持った人がいるという考え方のほうが相応しいという方もいらっしゃるでしょうが、隙あらばその若い女性スタッフとデレデレしながら喋り続けたり、終業して退社する用意ができているにもかかわらず、その若い女性スタッフと話したいがために(おそらくどうでもいい自分語りでもベラベラ喋り倒してるんだろうなと思ってはいますが)全て自分の都合で行動しているのを度々見ていたので、さすがの筆者もその執念に半ば呆れていました。
スタッフも多忙で昼休みも確保しづらいであろう環境で、貴重な休憩中に、それも早めに切り上げて午後の仕事を再開できるよう早めに昼食を済ませたりしながら忙しくしているんだろうなと思うのですが、そんなことはお構いなしとばかりに食事中もガンガン喋りに行くのはさすがに行き過ぎだろうと前から冷ややかな目で見ていました。

事件が起こったのは、筆者の後片づけが就業時間内に終わらず、片付けに追われている間筆者の真ん前でその女性スタッフが新人さんと業務について話し合いをしているのを、デレスケが早く終わんねえかなとばかりにウロウロし始めて、嫌でも視界に入ってくる姿に徐々に筆者のイライラもピークに差し掛かった日のことでした。帰る支度に筆者が手間取っている間も、日報を書くためのファイルの前で用もなくぼけっと立っていたり、動線のど真ん中に立ったりして移動の邪魔になったり、何よりその若いお姉ちゃんスタッフと話す気満々で、その女性スタッフの仕事が一段落するまで事業所に残って、気が済むまで喋り倒すために何もせずタイミングを見計らうように(しかも出入口付近でスタッフの仕事が一段落つくまでニタニタしながらつっ立ったまま)仕事の様子を見ていたので、筆者も気持ち悪くなってついにブチ切れて「用がねえんならさっさと帰れや」と睨みつけて後ろを向いたのとほぼ同時に、後ろから横腹を殴られて事業所の空気が凍りつきました。本来であればやられたらやり返すところなのですが、マネージャー(所長)が即座に間に入ったため殴り合いまでには発展しませんでした。それがなかったら筆者も確実に応戦して潰しにかかったでしょうね。

因縁浅からぬ関係もあってフラグも前々から立っていたので、特に驚きはなかったのですが、何しろ筆者に対して入社以来ただの一度も挨拶も会話もしないし、仕事中ハサミを振り回して遊んでいたのを注意したらそのハサミで襲いかかろうとしたりと(他のスタッフが気づいて止めに入ったので何事もなく済んだのですが、その事件の後反省も謝罪もなかったので、筆者よりスタッフにガチの共同作業NGを要望しています)かなり野蛮な性格のようで「売られた喧嘩はなんぼでも買ってやる」「喧嘩なら絶対負けないし仕掛けて来たらボコボコにしてやる」など物騒な発言も多く、ヤバいなと思いつつもこういうことをわざわざ口に出す奴に限ってヘタレなんですよね。怖くもなんともないですが、実際にやられると後が面倒なので関わりたくないというのが本心です。殴られた患部も次の日軽い痛みが残った程度で大したことはなかったので、口だけの男なのは間違いないでしょう(たまたま筆者が後ろを向いたのでその程度で済んだのですが、正面だと肋骨が折れていた可能性は否定できないのでそこは危なかったですが)

事の重大さもあってマネージャーにもキツいお灸を据えられてさぞ反省しただろう、と筆者が思うわけがなく、予想通りその翌日以降も何事もなかったかのように相変わらず若い女性スタッフとデレデレ喋っているようなので、さすがの筆者もここまでされると(その程度で満足できるような人生なら苦労なんかしなくて済むんだろうな、いいよな気楽で)と逆に羨ましくなる程です。過去に何百人という人間に屈辱的な扱いを受けて生きてきた者にしかわからない苦しみなんて微塵も理解できないんだろうな、よっぽど楽な思いして生きてきたんだろうな、という理不尽な世の中に対する諦めにも似た感情なんですかね。

確かに障がいを持った方に働く場を提供するという事業所の特性上、いろんな障がいを持った人が集まるのは当たり前だということは筆者とて百も承知です。ただ、知らない人から見たところで障がい者と判断できるとは筆者も思いませんし、だからといってそれに甘えて何をやっても許されると勘違いするのは言語道断であって、「だって俺障がい者だから特別な存在。お国から守ってもらってんの。あんたらとは違うんだよ。だから大事に扱えよな。文句あんならかかってこいよ。てめえごときぶん殴って捕まってもどうせ障がい者ってだけで無罪放免だからなw」と暗に(あからさまなのは論外ですが)主張するのは健常者どころか他の障がい者への逆差別でしかなく、健常者と障がい者との間にある壁は永遠に崩れることはないでしょう。また健常者も健常者で「ガイジの分際でデカい口叩いてんじゃねえよ」と馬鹿にする輩も一定数いるでしょう。自分のしたことでいつまでも社会から隔離されたまま生きることにどんな意義があるのか、筆者も含めて真剣に考えなければならない問題だと思います。

他にもまだまだ事件はてんこ盛りです。いつどこで何が起こるかわからないのは読んで下さった方も同じだとは思いますが、筆者としては正直もううんざりです。どこまで文章にできるか筆者にもわかりませんが、できる限り書いていこうと思います。

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