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【与えたら返ってくる】は嘘?与えて返してもらうための戦略でお金を稼ぐ。

成功者はよく「与えたら返ってくる」という話をする。お金も愛情も与える側にまずはならないといけないとか、そういう話だ。以前は私も与えたら返ってくると思っていたし、実際に返ってきた経験もある。とは言え、そうそう上手くいかないのが世の常だ。では、どうすれば返ってくるのか?

20年間与え続けて返ってきたもの。

本当のことを言うと、私は「与えたら返ってくる」という法則の実践者であり、この法則のおかげで今があると感じている。

そもそも、私は紹介料とかバックマージンというのがあまり好きではない。仕事で誰かを紹介したり、仕事を繋いだりした時にお金は貰わない。仲介としての動きがあっても間に入ってパーセントを抜くとかもしない。なぜかと言うと、逆にそうされた時に嫌だからだ。

「てことはタダ働きをしているんですか?」

その通り。タダ働だ。もちろん自分がその仕事にがっつりと関わる時や一緒にプロジェクトを進めていく時は別だけど、それ以外は無償で働く。

ということで、私は20年間与え続けるスタイルでやってきた。そして、その結果多くの人に助けられて今がある。私が今まで色々なことを与えてきたものが返ってきたと感じている。

だから、与えたら返ってくることは確かだ。

でも、与えた分が返ってきたのか?と考えると決してそうではない。以前はただただ与えるだけだったし、自分はこういうやり方がいい。という自分の気持ちだけで与え続けていた。

与えるだけでは馬鹿をみるだけ。

与えれば返ってくる。というのは妄想に近い。何も考えずに与えても何も返ってこない。ただのいい人になってしまうし、場合によっては変な人に思われるかもしれない。ただのいい人になりたいなら、それでもいいかもしれないけど、お金を稼ぐという目的なら別だ。

また、中には「与えることに対して見返りを求めてはいけない」というようなことを言う人がいるかもしれないけど、それもお金を稼ぐとなると話は違ってくる。

無償の気持ちやボランティア精神は素晴らしいと思うけど、【対価を得るための「与える」では、しっかりと戦略的】に動いていく必要がある。

「腹黒いと思われそう…」
「罪悪感を感じます」

と思っているうちはお金を稼ぐことは出来ない。

与えた後のメリットを考える。

「与える戦略」と言っても大したことではない。ただ、与えた先にどのようなメリットがあるかをはっきりとしておくだけで「与える」の意味が大きく変わる。

与えたら返ってくる。と言葉にすると、いかにも与えることが先のように感じてしまう。でも稼ぐために考えるなら、逆だ。

「与えたからいつか返ってくるだろう」はダメ。
「こんなメリットがあるから今は与えよう」が正解。

このメリットが明確になればなるほど、与えるものの精度があがる。精度が上がれば返してもらえる確率も上がってくるのだ。これをカッコよく言うとマーケティングと言って、大手企業が広告やキャンペーンで当たり前のように使っている手法だ。

誰でも一回は初回無料キャンペーンや、無料サンプルなどのCMを見たことがあるでしょ?

与えて返してもらうための考え方。

与えたら返ってくる。というフワフワした考え方では何も返ってこないし、お金も稼げない。返ってくる対価やメリットを先に考えて、そのために何を与えるか、と考えていくことで本当に返ってくる。それがお金や対価でなくても一緒だ。他人まかせや運に期待するのではなく、自分で結果を導くことが大事だ。

与えるだけでなく、ちゃんと考えて与えよう!





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