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高学歴とボンボンは一回コールセンターでバイトしたほうが良い説

別に他意はないんですけどね。高学歴もボンボンも大好きですよ、私。
実名晒しながらこんな内容書くのもなーとは思ったのですが手が滑りました。

このタイトルを読んで「ぼく・わたしは高学歴だ!ボンボンだ!」と思った方はコールセンターの求人をIndeedで検索してください。

既にコールセンターで勤務されている方、または勤務されていた方におかれましては、誠にお疲れ様でございます。
ぜひ戻るボタンを押さず、最後まで楽しんで読んでください。


なぜコールセンターか

コールセンターは、私が学生時代にやってよかったと思っているバイト、ダントツ一位です。二位は公文式です。

そう思う完全個人的な理由ですが
①就活でウケる(理由後述)
②クレーム耐性がつく
③ ②に伴い度胸・対応力がつく

大きく以上の3点です。

おもしろおかしく、実際のエピソードも交えながら理由を紹介します。

そもそもコールセンターとは

大量の電話・通話や顧客からの問い合わせ、サポート要求に対応するために、電話を受けたり発信したりする業務を行う場です。

大きい会社の下請け一本で専門にやっているところもあれば、
複数サービスを何社分も受託している会社もあります。

イメージしやすいかわかりませんが、
「業務スーパーの窓口」一本でやっている会社もあれば、
「イオン」「ヤオコー」「ビッグA」「ライフ」の4社から発注を受けて運営している会社もあるって感じです。

当たり前ですが前者と比べて後者の方がたいへんですし、対応力が求められます。電話に出るまでどこからの問い合わせなのかわからない!?なんてことも(普通はスクリーンにどこからの問い合わせか映し出されます)。

ちなみに筆者のおすすめは、断然後者です。
理由は、複数サービスの電話を受ける方が飽きなくていいからです。
無論忙しいというデメリットはありますが。

高学歴とボンボン

私が生きてきた中で高飛車でどこか人を見下している傾向が多い人種です。

コールセンターに限らないかもですが、
顔が見えない相手から理不尽にクレームを振りかざされる、かつ何が有っても言い返すことが絶対に許されない職場に手短にアクセスするにはコールセンターが最適です。

私はコールセンターに入り、すべての人を尊敬できるようになりました。
他者からすると自分は罵詈雑言を浴びせ続けるに値するカスであると理解できたからです。

人格は中々変わりません。高学歴 and/or ボンボンといういいステータスを持っているのに性格のせいで周りから疎まれてしまうのはもったいないので、心当たりのある方は仕事探しはIndeed(以下略。

コールセンターは悟りを開いたり、人格矯正をするのに最適の場なんです。

就活でバリウケるコールセンター経験

なんでかというと、電話の耐性とストレス耐性が一定あると勝手に思われるからです。
特に新卒の方は、電話番とかいまだに任せるJTCも多いので必要とされるスキルであることは残念ながら言及せざるを得ません。
でも電話取ればいいだけなんです。本当にそれだけ。
出たことないから出れない、なら電話の練習をしながらお金もらえるって最高じゃね?

電話力だけでなく、対応力もつきます。

コールセンターにおいて、お客様のクレームは非常に多種多様でクリエイティブです。
慣れてくると何を求めているのかニーズを把握するのこともできるようになってきます。
・金銭保証
・謝罪
・話し相手が欲しい
・純粋に若い人に説教したい

などなど、、、。
ニーズを把握して端的に話をまとめて顧客満足度を最大化する。

これってもう仕事で求められるスキルですよね。

私が面白いと思うエピソード

の体験談です。

私が勤めていたところはインバウンド(電話かかってくるやつ)とアウトバウンド(電話かけるやつ)の両方がある職場でした。

インバウンドはたまーにえげつないクレームがあり、その日のうちにいなくなっちゃうケースもあるので新人はアウトバウンドから始めることが多く、私は後者をたくさんやりました。

代表的な業務としては、スクリプト通りに、懸賞の当選連絡やアンケートの実施を行うイメージです。
「OOテレビですが、OOの応募に当選しました!おめでとうございます!」とか
「OO会社と申します。アンケートの依頼をしているのですがお時間よろしいでしょうか」
みたいな感じで電話リストにかけていくイメージです。

特にお昼のテレビ番組の当選連絡をすることが多かったのですが、オレオレ詐欺がはびこる昨今、9割疑われて大変でした。
「いやこれ応募したんあんたじゃないんけ?」と思いながら、なんとか警察に通報しないでくださいとお願いする電話が続きます。
当選者1名なのに200人のリストをかけ切ったこともあります。

面白いでしょ?

インバウンドだと、ラーメンが熱かったからもう一杯食べたいというアメリカみたいなクレームがきたことが印象的です。
そんなときでも「ご不快な思いをさせてしまった」ことを謝罪します。

本当に最高の職場でした。

働いている人たち

ベテランの方になるとほんとうに電話がうまいです。ニッポンのカスタマーサービスはこの人たちによって水準があげられてしまっている…!!やめるんだ、そんなにハードルをあげないでくれ!!!と思ってました。

当時学生でしたので、深夜帯のシフトに入ることも多くありました。
そうすると俳優や声優の方が仕事終わりに来ていて、普段知ることのない世界の話が聞けてたいへんよかったです。

あとプロの演技力はやっぱり違います。
私は今でも営業的役割を担うことが多いですが、この時に耳に残っている俳優・声優陣の演技力はいまだに超えられないウォールマリアです。

結び

ここまでお読みいただいた方は、もうコールセンターの求人を探し始めていることでしょう。

一点注意ですが、(さらっと前述しましたが)一日で辞める人が多い職場でもあります。
自分のメンタルと相談しながら継続してください。普通に電話切ったら涙でてくることも多いです( ;∀;)

※※一度完全崩壊したメンタルは治らないので※※

しかしながら、学生時代の6か月くらいの勤務に一切の後悔はありません。
就活でもこうした話はとても盛り上がりましたし、入社してすぐ電話が抜群にうまいと褒められました。
すごくうれしかったです。

以上、コールセンター編でした。
書いていたら懐かしくなったので私も求人、探してきます。

皆様の仕事探しにサーチあれ。(by Indeed Japan)


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