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きっかけはオンライン・ラン

「ROM専から、積極的に走って報告するようになったきっかけ」

初めまして自分はPLANESCLUBの分科会であるランニング部に地方より参加しております。
このクラブはランニング部なのに走らない人も入って良い、観るだけでも良いというPLANESCLUBの流れをくむなんともゆるいクラブで、自分はお言葉に甘えて入部したときはいわゆるROM専でした。しばらくROM専していたのですが、ある企画をきっかけに自分は走り始めます。そのきっかけがオンライン・ランでした。
内容はクラブメンバーの結婚を祝してそれぞれランニング途中に地元の教会や神社を写真に撮って投稿するというお祝いのラン企画でした。
自分はこれはめでたい良い企画だなと思い走ることに決めました。というよりか、それ以前からメンバーの走る姿や盛り上がってる様子をランニング部のスレで追っていたのでだんだん感化されてゆき、元々スポーツマンであった身体性から来るのか自分も一緒に走って盛り上がりたいという気持ちに対する言い訳をどこかで探していたのだと思います。
それはさておき、この企画の素晴らしさはそれだけではありません。この企画の優れた点に全国どこからでも参加できるというコンセプトがあります。これがまた地方在住者の自分にとってピンポイントで魅力的だったと思います。
このオンライン・ランには一応決められた時間もあるのですが、それぞれ都合の良い時間にミッションを遂行し投稿するのです。フライングも前後3日で投稿しても全然あり!そのへんのゆるさは変わらずに。
そして、そんな自分の姿勢を裏付ける証拠として第1回オンライン・ラン(フルーツ牛乳を飲む企画)のコメントに走ってすらいない自分のコメントを発見!

「なんだかほっこりさせられるゆるい企画^^それぞれの時間で無理なく参加でイイですねーなんだか(^^」

そんなこんなで感化された私も参加するという公約の元にミッションをこなし、無事投稿しランニング(オンライン・ラン)デビューをしました。

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その時のデーターはこちら↓

2019年3月31日、日曜日、14:39
距離 4.68km 移動タイム 31:14 ペース 6:40/km(Strava) 

【突発】オンライン・ラン

そして、オンライン・ランはクラブでは定番になり自分もある意味あじをしめ毎回参加するようになります。そしてここでそのオンライン・ランならではの面白さを味わうことになった。
「【突発】オンライン・ラン|平成最後の満月を観測」を紹介します。
急遽企画者より(確か当日だったようなw)イベントの案内がきて、すぐにイベントページが立ち上がりその夜遂行となりました。覚えているメンバーもいるかもしれませんが、その日は確かハンプラのゲストが石山アンジュさんの回でした。都心の天気はどうやら曇っているようでなかなか苦戦しているようでした。自分はそのコメントを眺めつつゆっくりスタートで外に出てみます。こちらの天気はどうやら晴れ模様で走り始めて数分でミッション達成!満月テッカテッカ!写真撮りまくりで全然走ってない!市内中心部のお城のイルミネーションのバックに満月をパシャリ!スレに投稿。コメントでそのイルミネーション(税金)がまさに平成の置き土産とツッコミも頂き走ることもほどほどに楽しい時間(優越感)を味わうことになりました。結局最終的にはみんなそれぞれの味わい深い満月の写真(自分の写真が幼稚に見える)をアップしていたのですが……とても印象に残っております。

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その時のデーターはこちら↓

2019年4月19日、金曜日、20:47
距離 3.28km 移動タイム 22:28 ペース 6:50/km(Strava)

その他にもオンライン・ランはいろんなお題で続いております。
少し2019年の企画を紹介すると

~路線図を走る~路線図を目安に走って、電車や駅の写真をシェア🚃🚌
~令和発見ラン~令和 とついたものを発見したら、シェア
~お蕎麦ラン~ 走って、お蕎麦を食べて、シェア
~新しい飲み物に出会うラン~ ランニング後に、今まで飲んだことのない飲み物に挑戦 &シェア
~投票&フルーツ・ラン~ランニング後に、フルーツを味わう&シェア
投票所からスタートしたり、参院選を絡めるとさらにGOOD!

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などなどその時々でお題が変わったり、クラブメンバーでハーフマラソン大会に出場する為のミッションになったりしながらと。

まとめ

最後に自分なりにオンライン・ランの魅力をまとめてみたい。
1.ゆるさ(多様性)!
2.全国どこからでも参加可(ボーダレス)!
このなんとも強制力を伴わずに自然と消極性を軽く後押ししてくれるような懐の深い心地良さが漂う感じ、その上空いた時間に自分の速度でどうぞ!がこのオンライン・ランの魅力ではないだろうかと勝手に思っているのです。
そして、これが自分が走り続ける事ができた1つの要因になっていることは間違いないです。

という事なのではありますが、さらに言わせてもらうならば、最近気になった森下信雄×宇野常寛「『宝塚』から日本の芸能を考える」 2020.2.25/PLANETS the BLUEPRINTでの宝塚のファンクラブについてと井上明人キーボードの「沼」から、プラットフォームの「速度」を考える|遅いインターネットで感じたコミュニティーが適度に閉じられている(障壁ある)事で良質な関係が維持されているという共通項があるように感じました。そういう意味ではオンラインサロン(PLANETSCLUB)も適度に閉じられているという点では共通しているのではないでしょうか。その中から生まれたランニング部、その一つの形としてのオンライン・ラン。このようにクラブの中ではゆっくりと洗練度を増していってる広がりみたいなものも同時に感じています。今後のオンライン・ランも含めたランニング部の展開もどのようになるのかといったかんじでしょうか。


一人で黙々と走るのも今では好きですが、たまには
「オンライン・ラン」で「WE Run」(^^
「オンライン・ラン」1周年を記念しまして。

走るために書き、書くために走る。
楽しみながら。

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