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念願の『坂口恭平日記展』に行った話。
雫といっちゃんが春休みなんで、一緒に行きたかった『坂口恭平日記』を見に、いざ熊本へ。
自分も記憶の中で、今まで美術館に自分から行きたいって思っていても結局行かずじまいで今回が初。
雫といっちゃんも初。(たぶん)
親子で初。
SNSで見ていたけど、やっぱり直に見るのは違った。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335131/picture_pc_a1b9e1aa3d764f0787596447d8045974.png?width=1200)
会場の雰囲気というか、空気感。
心地良い音楽が流れていて、飾られてる絵との相性というか、関係性に感動した。
そしてプロジェクターを使った映像。
何もかもが新鮮で、
さっきまで実際に描いてたみたいな感じだった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335199/picture_pc_8e85e94bc793275ad2785836ab6b35c6.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335202/picture_pc_2b6b1ca908851bb4aa0cbf79ff5a1863.jpg?width=1200)
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芸術的なものに触れることで、今までに感じた事のない新たな"ホッと落ち着く感じ"がした。
会場について作品を見回って40分くらい過ぎたくらいに、雫といっちゃん連れてトイレに行ってまた会場に戻ると…
なんと作者ご本人が!
正直まさか居ないよねって思ってだだけに、本当にビックリした。
雫といっちゃんに、
『あの人がこれを描いたり、作ったりした人だよ!』って、かなりの興奮度で2人に話した。
そんなしてたら、坂口さんは展示してある机に座り、携帯を取り出して写真を見ながら実際に絵を描きはじめた。
それからどれだけ時間が経ったかは覚えていない。
黙々といろんな色のパステルを使い、手で擦り、描いていた。
周りにいた人も、自分も娘2人もほんとに夢中になって見ていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335273/picture_pc_1352bf3580bf311a54bdc0d1bb4a80fa.jpg?width=1200)
その後作品は完成し、そっとその絵を置いて出ていかれた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335290/picture_pc_74f373743999766116077278ce245f7f.jpg?width=1200)
ちょうどそのタイミングで雫といっちゃんが外にいっていたので、迎えにいくと坂口さんご本人とお会いできた。
雫といっちゃんは、
『サインほしいけん、パパ頼んで!』
よし!と、速攻で覚悟を決めて、
『サインお願い出来ますか?』と尋ねると、快く娘達が準備していたノートにサインをしてくれた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335307/picture_pc_31241ca377a8a80a50e9366b139b0efb.jpg?width=1200)
図々しくも、『写真もいいですか?』の無茶なお願いにも対応して頂いた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101335333/picture_pc_124fc380390ca3ff3160e7cdefb53094.jpg?width=1200)
作品を作ったすぐで疲れているにもかかわらず…
自分にとっても、雫といっちゃんにとってもほんとに嬉しい出来事だった。
またよりファンになったと同時に、自分ももっともっと何か出来るんじゃないかって思った。
好きなこと、やりたい事を純粋にやる。
その為に必要なことを直向きにする。
ただそれだけで十分だと。
もちろん、雫といっちゃんにも。
なんかそう感じた。
坂口さんを初めて見て感じた事は、
近づき難い眩しいオーラではなく、
そばに居て周りを温かく支えてくれるような優しいオーラだった。
坂口さん、今日一日素晴らしい日を作ってくださったことに心から感謝しています。
本当にありがとうございました!
また行かせていただきます!
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