妄想:反米の興隆が先か、米国の衰退が先か

***** 西側民主主義諸国の選挙という魔力。特に米国の選挙では、世界を揺るがす結果が出やすい。そのリーダーの下で自国第一主義が唱えられれば、それが遠因となる米国衰退が顕著に現れるだろう。
同時に、反米諸国が単体のリーダーで統治され、リーダー同士が反米で同期を取り、自国第一主義の米国から切り離された国々を取り込むようになれば、想定外の経済圏が立ち上がり、強いリーダーの下での繁栄が見えてくるかもしれない。

想定外とは何か。リープフロッグで急激に利便性が上がり、簡易に取引ができるようになって、更に、強いリーダーシップの下、安全保障が確約された経済ということかもしれない。

自国第一主義で衰退してく米国は、民主主義を捨てないので地域や連邦やらの選挙のたびに不満をあらわにするステレオタイプの候補者があふれかえるようになる。混乱が混乱を呼ぶ。まとまりを失った超大国。かつての広大な領地を持っていたユーラシア大陸の大国が瓦解していく道を辿り始めるのか。あの時、大国に連なっていいた小国はどうなっていったか。

歴史を紐解いて、学びなおす時が来たのかもしれない。

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#日経COMEMO #NIKKEI

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