妄想:人類五千年構想

***** 後、四~五年後までには、各国の王族が権力を握る動きが活発になる。ウクライナがロシアに屈服した2025年冬頃から顕著になり始める。

世界は「強いリーダー」を求めるようになる。アメリカ合衆国大統領も返り咲いた。中国の皇帝(共産党統領)も不動である。驚いたことに欧州連合も「欧州大統領への権限集中」に流れが速まる。中東の部族間紛争も主導権争いの側面が強くなる。宗教派閥対立ではない。インドではインズ―原理主義が勢力を増していき、ヴェーダを司る最高権力者が誕生する。

世界は強いリーダーの利益分配の下で安寧を約束される体制へと移っていく。リーダーへの反発は死滅を意味する。従順であれば、自由と財産が保障される。

各リーダーの領土は常にアメーバーの如く伸び縮みし、都度、紛争が起こり平和条約が交わされる。一つの紛争に10万人程度の死者が出るように仕組まれ「人口調整」の役割と「戦時経済」による不況脱出の役割を担う。

世界は、若者が多く老齢者が少ない人口構成を維持しつつ、権力においては最高権力者を頂点とするピラミッド型の構造を維持しつづける。模範は古代エジプトの統治である。これにより、先進国も発展途上国も違和感のない政治体制として受け入れられていく。

ここに、あらたな「人類五千年」構想が完成する。

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なぜ人類社会が高度に組織化され文明が発生するようになったのかは明確にはわかっていないとのこと(以降、Wikipedia参照)

・地球寒冷化によってそれまでの分散していた生活環境が苛酷になった為、河川周辺への人口集中が促されるなど、文明の発生に大きな役割を果たすという説。
・サハラ砂漠は2万年を頂点に12,000年前まで乾燥し、その後、7000年前まで森林が増え、5000年前まで森に覆われていた。その後、乾燥により砂漠化が今も進行している。砂漠化により、砂漠にとどまるものと、ナイル河畔に移動したものにわかれた。移動と共に生活様式を変えたものが、ナイル河畔で文明を創ったという説。

どうも、気候変動が発端となって文明が築かれてきた経緯が読み取れます。

その気候変動の後、いまから500年くらい前までは、私の妄想のような強いリーダーの下で人類の営みが繰り返されていたのだろうと思うのです。

BC1600年くらいから始まった現在文明。大量生産大量消費で庶民に力が移り、先進国では民主主義が花開き、民主主義と自由経済の相性の良さから繁栄を築いてきたと認識しています。

ですが、その裏側では地球環境の変異を促すさまざまな要素を排出してしまい、今日最も懸念されている気候変動への流れを早めていく結果となっています。

では、気候変動が何をもたらすのか。「民主主義の滅亡 と、あらたな 人類五千年構想 の誕生」ということになるのか、どうか。

わたしの妄想は、止まらないのです。


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