妄想：米国民主党副大統領候補が主役
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大統領候補は副大統領候補をあらかじめ公表することができる。高齢な大統領候補同士の戦いでは、大統領選挙の伏線として注目される。
共和党副大統領候補は「大統領への忠誠心が厚い」人物となるのであろう。一方、民主党の副大統領候補は「禅譲されるべき人物」として大統領選挙で注目される。
そうすると、大統領候補選では早くから副大統領候補が表に出てきて「有能なコパイロット」を競い合うことになる。やがて主役に躍り出る可能性の高い「名脇役」としてもアピールするだろう。
現在、米国民主党の悩みは「アピールできる副大統領候補がいない」ということだ。米国をまとめ上げるだけの熱量を持った "（次次）期大統領候補" である。場合によっては、大統領候補として民主党を離れて活動する候補を「副大統領候補」として扱う可能性も排除できない。無党派層にアピールし支持をまとめていく戦術だろう。
共和党では圧倒的人気の大統領候補が自身の背中を追う二番手を副大統領候補にする可能性が高い。これにより「私が手名付けた名馬」という位置づけで保守派層をまとめ上げることだろう。
高齢な大統領候補。その禅譲を狙う副大統領候補。米国は「禅譲の国」として生まれ変わるのだろうか。いままでの感覚で米国を見てはならない近未来が待っている。
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