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突き詰めれば、なんでも "原子力" 違いは排出されるモノ

以降の定義(:で参照している文)はWikipedia参照。

原子:複数の粒子の電磁相互作用による束縛状態を原子
化学反応:反応前化学物質を構成する原子同士が結合されたり、逆に結合が切断されたり、あるいは化学物質の分子から電子が放出されたり、逆に電子を取り込んだりする

ということで、化学反応を利用したものは ”原子力利用” と、わたしは勝手に定義しています。違いは、化学反応を起こした結果、何が残るかという事。

放射能:すべての物質は原子から構成される。さらに原子は負電荷を持つ電子と正電荷をもつ原子核からなる。原子核の種類を核種というが、核種によってはその量子力学的バランスの不釣り合いから、放射線(α線、β線、γ線など)を放出して放射性崩壊と呼ばれる崩壊現象を起こして他の核種に変化することがある。そのような放射線を放出して放射性崩壊を起こす性質のことを放射能 (radioactivity) と呼ぶ

放射線量を制御すれば、農業や医療やインフラ整備・保守などで極めて有効に活用されています。そして、エネルギー供給。

その、エネルギーで "脱CO2排出" が急務として取り上げられ、具現化すべく様々に研究され開発されています。今回は、その中で「小型原子力発電」が記載されていました。

ご存知の通り、「原発放射能排出」は根本的な解決にむけ各方面で努力が続けられています。ですが、その進捗は思うように進んでいません。

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上記は、代表的な「放射性物質汚染廃棄フロー」として参照してみました。「小型原子力発電」でも同様な廃棄フローを作成し運用する事でしょう。

根本的な対策は「放射線の放出」を直ちに止めさせること。この研究が進まない限り、つねに「廃棄場所」選定に "人的エネルギー" を大量消費することになります。

CO2は、原子力(化学反応)で別の物質に変えることができます。それにより、更なる活用を行うこともできます。

ですが、放射線は線量を制御しない限り、活用方法がない。「即座に放射線線量ゼロ制御」技術が確立しない限り、これにともなうエネルギー開発は研究段階で止めるべきだと思っています。

なにより、早期に「放射性物質汚染廃棄フロー」を確立し「廃棄場所」の選定を定めなければ、いつまでも「ただしい放射線利用」にはならない。

今般のあたらしい内閣の「最重要課題」であるこは、疑いようがないのです。

やがて来るであろう「総選挙」でも争点となるはず。経済ではベース電源開発が欠かせないし、それを原発で構成しようとすれば「廃棄」に触れざるを得ない。与野党ともに「廃棄」についてどのような施策で対処するのか、明確に主張せねばなりますまい。

野党にしてみても「原発ゼロ」だけ叫んでも "政治" にはならない。入口があれば出口もきちんとお世話すのが政治と言えるのです。

被ばく。日本人は何度もこの言葉を、聴き、目にし、そして病に倒れてきました。被爆の初期原因が何であるにせよ、放射線の放出を制御できない間は、遺伝子として許容できないのは、私だけではありますまい。

#COMEMO #NIKKEI

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