4K8K、3K
2020年以降、4K8K画像で老朽化した都市の生業や過疎地を高精細に映し出すことでしょう。
そこには3K(きつい・きたない・きけん)で働く外国の人々がいるのですが、ピントが合わない。
美しいモノ・コトだけが欲しい日本人。何年か後に自国に帰って豊かな生活を夢見る就労者。
このコントラストを映像化できる芸術家は現れるか。芸術家も4K8K(四苦八苦)を追わない抽象化でパトロン受けを狙うので、そちらに手を染めることでしょう。
だれも見ない3K。大人になろうとする子供たちが偶然目にする3K。それを大人はどう説明していくのか。苦悩しないで済むピンボケ映像を高精細で子供に見せながら眠っているふりをすることでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?