わいせつとゲイジュツの違い・・・
ゲイジュツをわいせつとみなすか。
わいせつ:法律で、いたずらに人の性欲を刺激し、正常な羞恥心 (しゅうちしん) を害して、善良な性的道徳観念に反すること。「公然猥褻」「猥褻物」
羞恥心:恥:それによって名誉や面目が損なわれる行為・事柄。
道徳観念:道徳性:正邪・善悪を区別し、道徳的規範に従う心、能力、判断のこと
芸術:本来的には技術と同義で、ものを制作する技術能力をいったが、今日では他人と分ち合えるような美的な物体、環境、経験をつくりだす人間の創造活動、あるいはその活動による成果をいう
(上記は、インターネットで調べた内容を抜粋)
今回の裁判の要約を自分なりにしてみると、「美的な物体、環境、経験をつくりだす人間の創造活動のなかで、自身の性器を使用してみたら、『わいせつ電磁的記録等送信頒布罪など』に問われた」と解釈しています。
つまり、「・・・善良な性的道徳観念に反する・・・」ということでしょう。
この、「善良な性的道徳観念」という定義は、しっかりはっきりしているのでしょうか。法律的に定義されているのであれば、メディアも同時記載の必要がありますが、どうも、そうならないらしい。
善良:性質のよいこと。性質がおだやかですなおなこと
「・・・おだやかですなおなこと・・・」はとても大切。集団で生きていく中で必要条件です。
ただ、「何に対して」を前につけると、疑問が湧いて出てきます。何に対して善良か。それは、市民の私たち個人で考え出さなければならない苦行なのかもしれません。
追伸:このヘッダーの絵は、「・・・おだやかですなお・・・」な表現を目指していますが「・・・他人と分ち合えるような美的な物体・・・」となっていまセン。どうも、恐縮です。
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