”借金” と ”遺伝子”
「借りなければ進化しない人類」。それは、ウィルスの遺伝子然り、お店や会社経営然り。
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今、命の長さが残り少なくなった人達(高齢者など)の、紡いできた遺伝子(経営手法や直感・見え方・見方・感じ方)が潰えようとしています。
つまり、廃業。
跡継ぎがいない。次世代がいない。これは性でいえば、遺伝子が残らない現象と同じ。
現存する遺伝子を継ぎながらも、新しい遺伝子を取り入れ発現していく ”生命力” が失われようとしているのだと思うのです。
安易に新しい遺伝子を借り入れようとすれば、サイトカインの連鎖的反応(サイトカインカスケード)が異常を起こし、高熱を出して多臓器不全で亡くなってしまう可能性もある。これは、会社運営も同じ。
遺伝子をどうしたら次世代に継いでいけるのか。悩まずに ”閉じる” ことの方が自然なのかもしれません。残り少ない命の中では「借りる」余力がありませんから。
唯一残されているのは、”遺伝子博物館” に寄贈することくらいか。”バイオバンク” や ”ゲノムバンク” のようなところ。経営も然り。”経営遺伝子バンク” を、おっとり刀で築かなければなりません。
そのうち、外出自粛が解けて、”遺伝子博物館” で様々な遺伝子を閲覧することができれば、マンモスを生き返らせるようなプロジェクトができるかもしれません。あの廃業したお店もリニューアルで開店するのでしょう。
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ごちゃごちゃと妄想してしまいました。以降の情報を頭の中に仕入れた結果です。こんな大脳を持つ人間が遺伝子を残していいものか・・・。二人の子供の行く末が気になってきました。
驚異のウイルスたち(2)人類と共存「進化の伴走者」感染で遺伝子内に 胎盤や脳発達(日経新聞参照)
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