寝食忘れて、VR/AR/MR

以降、私の認識(妄想?)です。

VRは、寝食忘れてしまいます。AR/MRは、腹が減ったら食べ物に手を延ばせます。この違いは大きいと思うのです。
自身の肉体から完全に遊離してしまうのがVR。自身の肉体を駆使するのがAR/MR。

VRはどこか麻薬じみています。危険な香りがする・・・。AR/MRのほうが健康的な気がするけれど、現実にはないモノコトが現実の中に入り込めば、やがて、脳はヘンな学習をしてしまい、AR/MRから離れた現実の中でも、白昼夢の様な映像を創り出してしまうかもしれません。これも、危険な味がする・・・。

人間は五感を失うのかもしれません。五感に相当するモノコトが、VR/AR/MRで得られるようになりますから。もう、人間は大脳だけ生きられればいい存在となりますね。ベッドに寝たままであの煙を吸っている、あの1800年代の姿と被るのは私だけでしょうか。

けれど、良い使い方をすれば、人間の進化に寄与できるはず。それは、現実の世界で論理的に損傷してしまった脳を治癒することができるということ。
つまり、「悩み・恨み・憎しみ・不安」など負の論理解消にVR/AR/MRが役に立つのです。負の論理の根源が「すべて自身がよりよくなるためにある」ような錯覚を起こすストーリィの中で解を得る仕組みです。脳は、これで「安心・積極性・協調性」など正の論理を創り出すことでしょう。

いずれにせよ、「依存症」を発症すれば元の体に戻るのは困難。現実に対応できる脳を、常に鍛える必要があります。現実を的確に認識できる脳。これができたら、今も苦労しませんけれど(笑)。



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