民主主義だから民主主義が死んじゃうの?

暴力反対!で、赤いスカーフのデモ行進。賛意の陰にフランス現政権がちらつくようです。

デモンストレーション:物事が現実であることを確かに示すこと、事実であることを論証すること、実物に即して本物の機能を示すこと(Wikipedia参照)とあります。この ”示す” という行為(黄色いベスト運動)を ”脅威” と感じる人々がいて、その反応を示すためのデモンストレーションが繰り返されている様相と見ました。つまり、また、なにかのだれかの脅威となるのでしょう。

「デモンストレーションがあるうちは民主主義は死なない」。ですが、デモンストレーションがエスカレートすると「弾圧」につながり、独裁政治の扉を開けてしまう。

民主主義が ”脅威を煽る場” であってはなりませんし、「示さなければ理解されない」状況を作ってもいけない。「様々な声を聞き取り、現政権なりの解釈をし、施政を示す」ことを実直に愚直に有権者・市民に ”示す” ことが大切だと感じました。

また、市民においては、「”示す”を”脅威”にかえない手法」を編み出す必要があると思います。アイディアを出し合いながら「理解される市民」でいたいと思った次第。


「仏「赤いスカーフ」運動、反政権デモに抗議」日経新聞(下記リンク参照)

「ポピュリズムに揺れる世界(上)EU、累積危機回避 猶予なし」日経新聞(下記リンク参照)


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