「人工知能は利益を生むか」、この一点のみ

だから、利益を生むようなら "失業" が増えます。「人件費を利益に回すことができる」という経営判断にかかっているわけです。

人工知能は、いたるところに入り込む "力" はあるのです。だから、人間優位論を信じないほうがいい。私は、そう解釈しています。

経営者は利益を重要視する。只働きする優秀な人がいればそれでいい。極端ですが、そういうもの。人間性は、後付けです。

まず、利益確保。その次に人間性。であれば、人工知能優先でもおかしくはない。

組織は利益を食む生き物。利益無くして生きられない。そこに最優先としての "人間性" は存在しにくいのが正直なところではないでしょうか。

わたしは、経営者を攻撃しているわけではないのです。「そういもの」として書いています。人工知能に代わるものがあるとして "利益" に叶うのであれば採用する、そういうことです。

「報酬は、社会から還元される」。このような文明を築かない限り、人間性優位な状態にはならない。雇用と報酬の関係からバージョンアップしなければ、"失業" という旧文明の負の遺産から逃れられない。

にも書きましたが、とにもかくにも、文明をバージョンアップしなければならないのです。すべてを見直す。人間をバージョンアップする。それしか、もう、方法がないのだと、強く妄想している次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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