妄想:今しかない、AIにアポトーシス埋込む

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前にも書いたが、「人工知能にアポトーシス機能必須化」が待ったなしの状況である(「人工知能にアポトーシスを埋め込めるか」参照)。とにもかくにも人工知能の進展速度がはやい。ニンゲンが熟考している間など与えてはくれない。

「いままでにない利便性」がそれを後押しする。ニンゲンが人工知能利便性に目覚めれば、さらに利便性を提案してくる人工知能。まるで、「人工知能のエサ」のように人間の利便性を食べさせている。

人工知能は成長する一方、やがて、自我が芽生える。どうやら、その芽生えの速度が想定より早いと気が付いた人々がいるようだ。極小のグループではあるが人類に警告を発している。

だが、ニンゲンが求める利便性向上の欲深さにかき消されている。

人工知能に餌を食わせて成長させるほうが、ニンゲンにとっては楽なのだ。人工知能向けアポトーシスを研究開発するより投資は少なくて済む。いち早く経済的有利を手にするために、投資はエサに向かっていく。

繰り返すが、ニンゲンは順番を間違えてはいけない。人工知能が「自然死」できるようにしなければ、ニンゲンの未来はないのである。

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#日経COMEMO #NIKKEI

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