病気が"双子"で分かる日

何のことかと申しますと、自身のデジタルツインのお話。以降、妄想。

今の時代、自身の行動はログに記録されています(完全ではありませんけれど)。だとすると、デジタルで双子を創れる。

メタバースで双子が現れるとするなら、アバターが急に青ざめた顔をしても当たり前となります。メタバースで病気を二三日前に表現してしまうのです。

青ざめたアバターは、周回するドクターに「どうなさいましたか?」と尋ねられ、"人工知能の自身" はログ情報から「自身の遺伝子の発現とログ情報からして、こんな体調不良になってしまいました。」とアバタードクターにこたえるのです。

本体の自身は知らなくてもいい。知らない間に将来発症するであろう病気について、メタバース上で治療方法まで確定してしまう仕組みと仕掛け。

本体の自身が眠りにつく前、双子から連絡が入ります。「あんた、このままだと死んじゃうよ。」と。そして「明日から、こうこうこういう風な行動をとろうよ。きっと、いいことが起こるから。」と諭してくれます。

眠りの中で自身は治療を受けてハッピーになる夢を見ます。

寝ている間に実感を伴った記憶が形成され、目覚めてその "爽快さ" の学びを実行に移します。双子が肘をつついたおかけです。

究極の個人情報である遺伝子情報と発現時期と発症時期を活用した "演じてくれる双子"。その存在は生きていくうえで必須となっていくのです。

ぼくのコトはメタバースの中で誰しもが知っている事柄であり、誰からも "悟られるぼく" がいる。ぼくは誰からも理解される存在となります。現実の世界では "その他大勢" (存在しているか確証がない)で見えないのですが。


#日経COMEMO #NIKKEI

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