esto! esto! 僕の欲しかったインフラ

そう、電池(バッテリー)を交換するだけで、すきな電動二輪・三輪を乗り放題! と、なりますかどうか。私の期待は大きいのです。

わたしが初めて目にしたのは、台湾Gogoroのバッテリー交換方式。「esto! esto!」と心で叫んだものです。日本で主流になれば、あれもこれも妄想できる・・・。

***** 日本のガソリンスタンドや修理屋さんがバッテリー交換場所。毎度利用しているお店の店長とあいさつ代わりに話が弾む。

店長:きょうさぁ、あたらしい電動三輪を入荷したから、試しに乗ってみない?
ぼく:おぉ、ありがたし。ちょっと用事があるから、ちょうどいい。貸して!

で、ぼくは新品の電動三輪(普通自動車免許乗車)を爽快な風を受けながら街を駆け抜ける。ぼくは所有しない。いつも、欲しい車を借りている。スマホなどで使うSIMが鍵で、どんな車両も乗れるんだ。

SIMはその他どんなものも "借りる" カギとなっていて、都度、賃借料は清算される。だから、一・二・三・四輪電動自動車はデザインが命。その時の気分ですきなデザインと乗り心地の電動車を借りるのが僕のスタイル。

航続距離の問題は解決した。バッテリーは交換するもの。インフラが整ったから小型水素タンクも簡単に交換できる。まれに接点接触不良で困ることがあるけれど、スマホタッチ一発でバッテリーや好きな車が現地に配送される。まったく、気にならない。 *****

媒体は電池でも水素でも何でもいいんです。気軽に交換できる標準規格がしっかり定着していれば、これほど面白い社会はない。

自動運転と非自動運転が混在する道路では、非自動運転による事故が絶えないのかもしれませんが、SIMは加害も被害もすぐに当局に連絡できるようになっているから、事故処理も早くなるのかもしれません。

わたしの欲しかったインフラは、「SIMという鍵と交換という利便性」なのですが、皆様はどんなインフラが欲しいですか?

皆様の「esto! esto!」がたくさん聞こえるインフラが整うことを祈りつつ。


#日経COMEMO #NIKKEI

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