超妄想:滅亡で生き残りの種は萌芽し茂るのか

生命の滅亡。大量死。大量絶滅(Wikipadia参照)の記では、「冥王代 - 太古代→原生代→原生代末→カンブリア紀末→オルドビス紀末→デボン紀後期→ペルム紀末→三畳紀末→白亜紀末→完新世?・・・」と何回も発生したとしています。

推測される原因は様々。隕石や地殻の変動、火山の活動や環境変化など。いずれも、生物はどうにか生き延びたごく少数が、落ち着きを取り戻した地球でふたたび大量に増殖しているようです。

完新世:最終氷期が終わる約1万年前から現在まで(近未来も含む)を指す。特に20世紀以降、人間の開発による環境変動が顕著になったため、新しい時代として人新世が提案されている。

人新世:人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている地質時代における現代を含む区分である。人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動(気候危機)、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。

もし、この「人新世」に最後があってそれが大量死を意味するのであれば、その原因は何でしょうか。(以降妄想)*****

CaseⅠ:隕石による地球衝突で、環境破壊が起こって衝撃の影響で地殻が変動し火山活動が活発になって、太陽光の減衰による環境変動の長期化。
(疑念):それでも、ニンゲンの科学技術力が上回る気がする。

CaseⅡ:隕石のインパクトと同等以上の破壊力のある最終兵器を使用した戦争勃発。CaseⅠの「隕石」を「最終兵器」に置き換えた絶滅様相。
(疑念):これは、発生しそうで発生しない、そう願っているだけだが・・・。

CaseⅢ:全生命DNA共通の発現していない部位による大量死。
(疑念):全く根拠がない。

CaseⅣ:太陽の異変、地球の内核・外核の異変に伴うマントルの変動。
(疑念):全く根拠がない。

結局、CaseⅡが一番発生しやすいのかもしれません。キボウとして発生しないと疑念を抱いているだけですから。(日経さんの記事「理にかなう悲観論」に触発されています・・・)

では、CaseⅡで大量死があって、それでもごく少数「生き残る種」とは何でしょうか。

CaseⅡの生き残り:最終兵器による大量死は、DNAの変異を促すこととなり、生き残ったごく少数の生命も急速にDNAの再構築が行われていく。その後、何世代にもわたって生き残ったDNAをもつ生命体が、落ち着きを取り戻した地球で大量に増殖する。かつて存在していたニンゲンの体積を1とするなら、100万分の一程度の体積で使用するエネルギーも同等の縮尺の生き物となっている。情報交換だけは活発に行われ、必要となれば集合体を形成し体積を大きくしエネルギーも多く消費する。だが、即座に解散し個々の活動に戻る。そうやって、生き延びていた。

どうやら「人新世」で学んだDNAが最後に生き残ったようです。生物の体積は極小でよくエネルギーも小さくていい。ただ、情報交換だけは高速で大量に行き来きし、必要とされる物事が「大容積で大エネルギー」であれば、即座に集合し役割分担が行われ、リーダーシップを発揮しながら目的・目標を達成する。そのような生物なのです。

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生命体は、ニンゲンで言えば何兆個も個体を集合して役割分担で生きています。そこは、妄想と変わりない。ですが、即座に解散できる能力が備わっていない。即座ではないが、分子・原子まで分解して各々に再構成する「死と再生」は備わっています。科学で証明できない時は「生まれ変わり」と称して実態を表現しているのです。

特に、私たち人間は「再生周期が長い」イキモノでしょう。様々に別の種への影響が続いていく「人新世」。この終わりと再生の後に、増殖した生命体の情報では、「ニンゲンはおろかである」と結論付けられないようにしなければと、強く思った次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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