強権 対 強権 の痛々しい争いのはじまり

アメリカ合衆国の「自国優先」主義は、与党野党にかかわらず国の主な事柄となりました。その証左が "アフガニスタン撤退" と解釈しています。

同様に、欧州民主主義国家の連合体も、あらたな難民受け入れには慎重となり、難民排出国家に対しては、主だった介入を避けることでしょう。

結局、民主主義国家は「価値観を共有する資本主義カプセル」を構築していき、価値観の違う専制・強権主義の国家を民主主義に導く活動は行わないことになりそうです。

北米カプセル、欧米カプセル、インド洋太平洋カプセル。そのカプセルの外側では、専制・強権主義同士が「最後に残る強者」を決める争いを活発化させます。統合につぐ統合。民衆の阿鼻叫喚。透明なカプセルからそれを眺める民主主義国家たち。

カプセルに閉じこもっていれば、カプセル内は安全であるのか。専制・強権主義統合の波は、カプセルを破壊しなだれ込んでくることはないのか。その脅威のなかで、あの最終兵器のボタンを押すことは、絶対にないのか。


***** 閉じこもる理由に、「感染拡大防止」を国民に訴えかける。実は、「専制・強権主義の感化から国民を守るためのカプセル」なのかもしれない ***** と、妄想した次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?