気候変動は日本国憲法を変えてしまうのか

以降、私の解釈と妄想。

私の解釈。憲法にはアクセルとブレーキがある。アクセルには「人権擁護と国民の生命と財産を守ると自由と平等の精神」があてられ、
ブレーキには「反平和・戦争」があてられる。

ここから妄想。今、気候変動で様々な現象がでている。その中で自然由来の食糧が安定的に供給されない危機に直面するだろう。世界の国は自国を守るため供給を制限し始めるだろう。エネルギー関連もその他も然り。自国優先となる。

困窮する国は開放しない国を "加害者" として捉え始め、"加害者" 呼ばわりされた国の国民は 我々こそ"被害者である" と叫ぶであろう。

憲法のアクセルとブレーキが逆転する。人権よりも平等よりも生命と財産を守ることを優先し、やがて、平和に疑義を唱え始め、どこよりも早く危機の芽を摘む行動を求めるようになる。

社会がイクサへの道を選ぶようになる。そして、日本国憲法は9条を含めた全域で見直しを求められる。曰く「国民の生命と財産を守ることから創案されるべき」と。

現実は理想を上回り、変動は変動を呼ぶ。安定から不安定の時代へ。人間はより本能に近い行動をとるようになる。

あの時代の人々が嘆く。「だれもが、理想を唱えない "バカ" となった」と。

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