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耕作放棄と田植えを待つ田んぼと飢えと

耕作放棄01

ぼくんちの前に広がる風景。川沿いに藪が広がっているのが耕作放棄地。10年以上すると、大木が生え立派な川岸となります。

少し見にくいかもしれませんが、イノシシやシカの侵入を防ぐ金網で田んぼをかこっているところが、田植えを待つ田んぼ。

日本全国の山間地・中山間地でよく見かける風景。写真の真ん中にある二階建ての家には、もう、人が住んでいません。その写真左手に見える竹林の斜面は急斜面で土砂災害が何度か起きているところ。こちらも、日本でよく見かける風景。

そして、場違いながら、最近気になっているのがこれ。

なぜかって、この記事にコメント書きましたのがその理由。

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戦う前に、食い物を確保。戦う間は、さらに食い物を確保。戦って、負けた後も、食い物確保。勝ったら、なおさら、食い物確保。

何が何でも、食料安全保障が第一。それが、台湾有事を考えるときに少しトーンダウンしている気がするのです。

「食えなきゃ、やってらんねぇ」

飢えたら戦闘的になる→わざと飢えさせて挑発に乗せやすくして、さらに飢えさせて降参と言わさせる

日本が戦争に負けるとき、「飢え」がキーワードになります。有事になる前から、当たり前に飢えない社会を構築せねばと、あらためて強く思った次第。

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日本は国民を食わせていけるのか。有事に向けて準備はできているのか。毎日見かけるぼくんちの前の風景を見て、なんとも・・・。

けれども、日経さんのこの記事読んで少し安心しているところ。

残念ながら、機械が取り回しやすい平坦な場所であることのよう。ぼくんちの前の風景には合致しない。

自分で考える。どうすれば、食料安全保障に役立つ地域になれるのか。「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」と、あの大戦の折にお国がはやらした言葉。

ぼくは、戦争が大嫌い。絶対、嫌い。けれども、その流れができる前に、皆が飢えないように "足りぬ頭で工夫する" 努力だけはしていきたいところ。

けれど、どうすればよいのやら、毎日の通勤で "あの工夫" の思いは流れていく。

#日経COMEMO #NIKKEI

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