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2人と3人の違い
最近思ったことを書きます。
あとこれから書くことはある程度傲慢に感じるかもしれません笑。
彼女1人もいないのに、「彼女2人欲しい」とかいう暴論を吐いていた若かりし時期が僕にもありました笑。
これは冗談でもなんでもなく、いや本気ではもちろんないんですが、ただそう感じていたのでした。
もちろんこれには理由があって、それは自分と相手、という「2人」だけであることに、なんとなく居心地の良さを感じないような気がしたからなのでした。
大江健三郎の小説を読み解く講義だったかを受けたとき、「2人はそれだけで完結した世界だが、3人以上いると開かれた世界になる」とか担当の先生が仰っていて、深い意味は正直よくわからんのですが、それがなんとなくわかる気がしていました。
2人だけだと、自分が影響を受ける対象が目下もう1人の相手しかいない。それってなんか怖いことだなと。どんどん自分が狭くなっていってしまうような気がしたのでした。
もちろん接する相手が彼女だけになるはずはありませんから、他にもいろいろな友達と関わっていくことは可能だと思います。でもなんか2人っていうのは少し、お互いの可能性を狭めているような気がしてならない。
彼女に限らず、普通に友達といるときでも、2人より3人以上の方が、なんか幅が広がる気がするのです。もちろん2人でよかった、と思うときもたくさんありますが。
「彼女2人欲しい問題」を友達に言ってみたとき、自分は相手ときちんと向き合う気がないのではないか、という問いを投げかけられました。あるいは、彼女が2人いることで有り体に言えばリスク回避しようとしているのではないか、とか。
そんなつもりはまったくないんですが、正直否定はできないですよね笑。
というかそもそも彼女いない状況でこんなこと言っても……。
まあ自分の考えていることと願望が入り混じったようなこと書いただけの回でした。
終
1話完結主人公当て小説もよろしくお願いします。
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