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10代の時に書いた詩「15歳」

15歳の私は悲しみに溺れている
人は皆、独りぼっちだと孤独を知り
人生は、背を向け冷めたものだと知り
信じられるものは何なのか
知らぬまま時は経ってゆく
生きる術が見つからず
未来を葬り破滅へ向かって
奈落の底へ堕ちていく
それがただ1つの道
何も間違えだとは思わない
追い立てられる毎日に疲れ
色のない世界から
そして何より自分自身から逃れるため
過ぎた過去を振り返ることも出来ず
未来にも心を閉ざし
怯えながら暮らしている
孤独という名の檻の中で
瞳から溢れる涙は何を意味するの
このまま何処に辿り着くの
どんな夢を見て眠ればいいの
成り行きまかせの日々は虚しい
15歳という時代はこんなにも
切なく苦しいものなのかな
求めれば求めるほど解らなくなる答え
解らない何かが苦しめるんだ
15歳の少女の心を…

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