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応援と人間性の話

今日、2022年2月18日に行われる多摩川クラシコを皮切りに2022年シーズンのJリーグが開幕します。僕の応援する柏レイソルの試合は明日から。開幕戦や今季のレビューを書くべきなのでしょうが、あまり書く気が起きなかったので、プレシーズン中にモヤモヤしたことについて書こうかなと。

端的に言ってしまうと、人間的に好きになれない選手は応援しづらい、という話です。最近では欧州を中心にこうした話が出てきますが、Jリーグも例外ではないと思います。
もちろん選手と個人的なつながりはないので、SNSやピッチでの振る舞いなどから判断するしかないのですが、その限られた機会で嫌な面が見えてしまうと、そこから自分の中での評価を逆転させることが難しいのです。その選手のプライベートなことを知っていれば、「この人はここは良くないけど、他にもこういう良いところがあるよな」と思えるのかもしれませんが、そういうわけにもいきません。
僕が未熟者なだけかもしれませんが、プレーの瞬間や、選手がメディア等に露出した際に、「あぁでもこの人はこういうことができてしまう人だからなぁ…」と冷めた目で見えてしまいます。

サッカーはチームスポーツなので、特定のチームを応援しようとすると、そのチームすべての選手を応援する必要が出てきます。だからこそ、自チームにそういう選手がいて欲しくないと思ってしまいます。

当たり前の話ですが、応援する方もされる方も人間です。人間は結構厄介なもので、あんまり合理的じゃないんですよね。
「人間誰だってミスはあるから、取り返すことを期待して見守っていこう」みたいな考えをするのが合理的かつ倫理的にも良い、ということは当たり前のようにわかっていますが、どうしたって心情的に納得いかない部分が出てきてしまう。
時間やその後の行動がこの心情の部分を解決してくれるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
僕個人としては一瞬でもこういう複雑な思いを抱きたくないので、できるだけそういう姿を見たくない、見せて欲しくないと思います。


と、ここまで選手にフォーカスしていろいろと好き勝手書いてしまいましたが、これってサポーターにも共通していることではないでしょうか。こういう選手を応援したい応援したくない、があるなら、こういうサポーターに応援されたい、もしくは応援されたくないというのも当然あってしかるべきです。
僕も聖人じゃないので、嫌だなと思われることもあるでしょうし、これまでもあったでしょう。それでもこういう人に応援されたい、もしくは僕自身を応援したいと思ってもらえるようにする努力は惜しみたくないと、自戒も込めて書いておきます。

何が言いたいのかわからなくなってきましたが、結局人間性が大事だよね、ということです。選手とサポーターという特殊な人間関係ではありますが、所詮は人と人。いつも忘れがちなことですが、大切にしたいことです。

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