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絶望しながら呼吸をしているボクは、はやく呼吸がていしする時を乞い願う。

 自分は、所謂、氷河期世代とカテゴライズされてしまう世代らしいです。気分的には、はぁ、ソウデスカって気持ちで、そんなことどうでもいいから早くタイムリミットが来てすみやかにころしてくれないかなぁって限界集落の片隅でぼんやり思っていますが。

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 ふと思い立って、書いてなかったなとnote用の自己紹介を書き出したものの、自らの時間に付随する絶望感とやるせなさにげんなりして、上記の有様です。



氷河期世代とは???

 という方は是非ともタグで『#氷河期世代』などで分かりやすい説明をされている方のnote記事をご覧ください。
 こちらの記事はとてもわかり易く丁寧に社会背景を描かれているのでオススメです。自分は読んだことにより絶望感が増加したので、心が折れている同世代にはオススメしませんけれど。



 自分の絶望に、もしも色を付けることができるならば、リッチブラックの黒より黒色に、至極色(#2D0425)と深縹(#2A4073)を追加して焦げ付くまで煮詰めた液体とも思えないモノを透明なやわらかい箱庭に叩きつけた色だと思う。何物でもあり、何者でもない。

 勝手に必要ないって言われて、勝手に過剰期待をされて、勝手に幻滅と失望をされて、勝手にやる気を搾取消費されて……思い出せば、その繰り返しでした。疲れました。

 今、また社会から踏ん張れ頑張れと勝手に応援されています。がんばれないのでころしてくださいって表立って言うと、今度は、いきたくてもいきられないヒトが居るのに我儘だと突き上げられます。

 これって……本当に我儘なのかな……???



30歳でしにたかったです。

 と、実際に口にしたことがあります。当時の担当医からは「そう言うけど、大抵みんなそう言いながら30歳過ぎてもいきてるよ」って返答がありました。
 ただただ絶望感が増加しただけでした。



それでも、いきる未練

 推しが居ます。殆どが、二次元です。
 俗に言う、腐女子であり、ネットの片隅で物書きをしています。たまに描きます。

 本を読む。本をつくる。イベントにいく。ライブにいく。ふらっと美術館や博物館、公園や寺社に足をはこぶ。
 サイトを公開したり、プログラムコードを学んだり、文化を知り、知識を蓄え、表現する手段をひろげました。挙句の果てにはDTPにまで手を出しています。
 やってる間だけは、たのしいです。いきてると、思います。でも、それだけです。

 腐女子という存在との出逢いは、小学校高学年です。限界集落の塾で、他校の子から『二次創作』と『イベント』を教えてもらいました。彼女から教えてもらった世界のおかげで、自分は今、なんとか息をしています。



色々あって、何でも屋になるしか無かった

 思い起こせば、色々な職種を体験しています。比較的、体を壊すまで長く続いたものもあるし、身体を壊す前に使えないからとクビにされた事もあります。

 身体を壊す時、殆どがストレスで何かしら不具合が出ました。徹底的に限界まで『やってしまう』のが『良いこと』だと信じていました。それが『必要とされること』だと思っていました。

 どうやら、世の中は違うそうです。

 何でしょうね。
 ぜーんぶ、中途半端。
 知ってますよそんなの。
 自分が一番分かっている。

 でも、その代わりに、ヘルプとしてアシストすることは得意分野になりました。人の顔色をうかがうことも、先回りして作業することも、気がつくと過剰にやってしまう。

 哀しいかな、自分を安売りしてしまう素地が自分の中で作られていました。
 自分は仕事が出来ないし無価値で、報酬をいただくほどの価値はない。今思うならば、これは非正規雇用で都合よく使い捨てで使われていた弊害なのかな…良く分からないです。

 無報酬でアシストも、いつもの事です。
 余りやりたくは無いんですけれど。……でも、ボランティア活動は「とても良いことである」と雛鳥よろしく刷り込まれているので、やってしまう。動いてしまう。そして、限界が来る。心や体を壊し、辞める。
 完全に負のループってのも分かるんですが、抜け出せません。



絶望に染まりながら、諦めてる

諦めるのを諦めてよ。

 日本橋ヨヲコさんの漫画にある言葉。彼女の描く物語は、やさしくない世界で不器用にいきるしかない現実逃避をさせてくれないけれど、だからこそなきたいけれど鳴けなくて哭きたくなった時に読む。何度も。繰り返し。
 そんで、泣いたら、ほんのすこし、息がしやすくなる。私にとっては、そんな魔法のかかった漫画たち。



器用貧乏で、自己肯定がとんでもなく下手くそで、いきてくのに強かさがまったく無い

 モノガタリならきっと、救われるかもしれない。でもね、そんなIFの世界での救いなんて求めるのも烏滸がましいと、自分では思ってしまうから、限界集落の片隅でぼくは、ただエンドマークがつくのを乞い願う。
 それくらいは、赦されるかな。


#自己紹介

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