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入社後のオンボーディングロードマップを整理した話

クリエイティブサーベイに入社して約3ヶ月が経ちましたが、現在ツール導入後のオンボーディング担当として活動しています。
実際転職してから覚えなければいけないことや、まだまだ学ぶ必要がある点も山ほどありますが、今後も私のように転職で入社してくるメンバーが多くなることも踏まえて、カスタマーサクセスチームで使用する、研修・教育プログラムのような「オンボーディングロードマップ」を整理した件についてまとめました。

転職者にとって入社後の教育体制は重要?


転職をしようと考えている方にとっては、入社した後の「教育プログラム」があるかないかは重要と考える方も多いのではないでしょうか。

転職者本人としても転職先で早く成果を出したいと考えるのは当然ですが、成果を出すまでに何を学べば良いのかが整理されているプログラムがあるのとないのでは、早期に成果を出せるかどうかを左右することもあります。

教育プログラムがあることのメリット


教育プログラムがあるということは、入社する人・会社側双方にメリットがあることだと考えています。

入社する人にとってのメリット


  • クリエイティブサーベイの仕事の進め方が学べる

仕事を進める上では社内やパートナー企業とコミュニケーションをとって進めていく必要がありますが、転職したては前職との違いに戸惑ってしまうケースも多いと思います。
社内やお客様とのコミュニケーションツールに始まり、社内の文書管理の場所まで企業によって違うと思います。

教育プログラムの中で、そういった内容が整理されているだけで、無駄なコミュニケーションミスを回避して業務を進めることができます。
※ちなみにクリエイティブサーベイではコミュニケーションツールはSlack、文書管理はGoogleドライブとnotionを中心にWEBツールを多数使用しています。

  • 成果を出すまでのフローが順を追って学べる

転職して成果を出していくためには、実際の業務を学んで理解をしていく必要があります。
成果を出していくには、それぞれの業務を「点」で捉えるのではなく、最終的にどんな価値を生み出すためにその業務に取り組んでいるか、本質を理解して業務を「線」に繋げていく思考の整理が必要です。※頭の中でこの線に繋げていく作業が意外と大変だと思っている。

教育プログラムとして、習得していく必要のある業務が整理されているだけで、最終的に何のために実施している業務なのかを整理した上で進めることができるため、業務を早く理解するということにも繋がります。

企業側のメリット


  • フローを整備しておくことでいち早く戦力として活躍してもらえ

企業側としては採用するにあたって一定のコストをかけているわけで、採用した社員にはできるだけ早く活躍してもらいたいと考えます。

教育プログラムを用意しておくことで早期に会社に慣れてもらい、計画的に実際の業務に取り組んで成果を出してもらいやすい環境を作ることができます。

  • 教育するための負荷を分散することができる

教育プログラムがない中で業務を覚えてもらう場合は、都度レクチャーをする必要があったり、「その業務についてはこの人に聞いて」「その業務に関しての資料はここに格納されているよ」ということを指示出しする必要もあります。

事前に該当業務についてのドキュメントが整理されている状態を作っておけば、教育担当者も自身の業務に集中することができ、必要な時に必要な社員に連絡がいく状態になって、1人の教育担当者に負荷がかかりにくくなります。

クリエイティブサーベイの「教育プログラム」の状態


結論からいうと、クリエイティブサーベイに入社した際には、カスタマーサクセスとしての教育プログラムは存在していない状態でした。
厳密にはインターン生向けのプログラムは用意されていたのですが、インターン生と社員ではそもそも業務も習得しなければいけないスキルも違うため、転職して入社したメンバーには即したプログラムにはなっていませんでした。

じゃあどうするか?

作ろう

という流れになりました。※ここで手を挙げてやらせてもらえるのがベンチャーの良い点。笑
現在クリエイティブサーベイが全社的に採用を強化していることと、今後もカスタマーサクセスチームの人員も増えることを想定した際に、「あったほうがいいよね」というチームでの共通認識があったため、プロジェクトとして始動しました。

実際に作成したロードマップ


実際に作成したオンボーディングロードマップの中身をお見せすることはできませんが、大枠以下の画像のような形で、どのタイミングで何をしていくのかを整理したプログラムとなっています。
それぞれの作業内容や作業に必要なドキュメント(資料やマニュアル)は、それぞれの項目をクリックすると内容が記載されているといった状態に仕上がっています。

作成までの進め方


実際に完成までどう進めていったかというと、元々インターン生向けに用意されていたプログラムを私が業務の中で進めていき、この項目は社員(カスタマーサクセスメンバー)にとって必要なのかを取捨選択していく作業を実施しました。
週に1度マネジャーとメンバーとのMTGを設定させてもらい、社員(カスタマーサクセスメンバー)用のコンテンツとなるように書き換えていく作業を約2ヶ月半ほど実施し、完成まで漕ぎつけました。

今後について


今回完成したオンボーディングロードマップは、新たに入社するメンバーのプログラムとして使用してもらうことになっています。
早速ですが6月にカスタマーサクセスチームに2名の入社が決定しているため、入社したメンバーにプログラムに沿って学んでいってもらう予定となります。

とはいっても、今回のオンボーディングロードマップはまだ完全ではないと思うので、日々ブラッシュアップを実施していき、他のチームの教育プログラムの参考となるような改良を加えていきたいと思います。

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