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J2リーグ第三節 vsレノファ山口FC

さてさて、リーグ3戦目の感想書いていきましょう。

えー、「寒かった」です!(ドン!!)

現地観戦してきましたが、とにかく寒かった。途中猛烈にみぞれ混じりの雨が降ってきまして、なんかもう正直観戦どころじゃありませんでした…
至恩の同点ゴール見逃すとこでしたよ…(危なかった)

同コンセプトどうしのミラーマッチ

お互いDFラインでしっかり繋ぎながら、ギュッと陣形が圧縮されたタイミングで逆サイドのウィングにダイナミックに展開する。守備では前線からプレスをかけながら、奪ったら速攻、といった感じで、両者が持ち味を発揮しながらゴールへ迫る、見応えのある試合だったと思います。
ただ、本当に最後のところで、わずかにズレる、呼吸が合わない、余裕がない。キャンプが不十分だった影響が出ちゃってますかね。時間とともに向上する部分なのでしょうが、そんなにのんびりもしていられないし、うーん…

ほぼ「互角」の勝負

お互いが持ち味を発揮した分、スコアは1-1の引き分けでしたし、展開的にも互角という印象でした。
スタッツは新潟が上回っても、こんだけやってこれしか取れないのか、という試合が続いてますね。
特にコーナーキック。毎試合あれだけ機会がありながら、惜しいシーンがみられない。これは昨年終盤から続き、深刻な課題となりそうです。
攻撃自体は毎試合テンポが上がり、ゴール前まで運ぶスピードは向上している印象を受けますが、シュートが決まってくれませんね…
枠内にあれだけ撃てているので「フィニッシャーをフリーにする」というタスクはある程度クリアできているはずですが、まぁ、決まるもんが決まらず、なんで?ってシュートが入っちゃうのがサッカーなので、今は運が向いてないってことで納得するしかないか…
ただ、同じコンセプトのサッカーを展開して、互角で良いのかというと、全く良くありません!群雄割拠のJ2で、実力に差は無い、とは言いつつも昨季6位と15位のチームの対戦、勝ち点差は25あったわけですよ。そういう相手から簡単に先制されるようでは昇格は難しいです。大宮戦に続き勝ち点を失った事実は、まだシーズン序盤とはいえ、軽視はできません。
ただ、山口さんのクオリティは高かったですけどね。そこを上回ってなお、勝負に勝つことが必要でしょう。という話です。
スタメン起用で注目された矢村はよく動けてましたし、持ってる物は出せたとは思いますが、決定機2つを逃したのはデカかった。高い授業料はしょうがない!次はぜひともゴールを!!

戦術『本間至恩』以外の選択肢はあるか

そして、またしてもクロスから失点しまったわけですが、藤原選手も少し油断があったか。もう一歩詰めたかったですね。結局は我らが至恩が決めてくれて同点で終わりましたが、決定的なチャンスがいくつかあっただけに、勝ち切りたかった…
試合終盤は至恩がボールを持つ回数が格段に増えました。というか、お願い至恩!なんとかして!っていう風にも見えました。まぁ、彼の調子が良いうちはコレでいいですかね。もちろんコレばっかりじゃ芸が無いですけど。
高木が負傷交代し、矢村もお役御免ということで海斗と三戸ちゃんが入りましたが、二人とも期待通りの活躍はしたと思います。細かく繋いで崩す展開が増えましたし、海斗は頑張って収めて攻撃の起点になってました。あとはゴールだけ…
まぁ、海斗は昨シーズンも初ゴールまで時間かかりましたからね。今は気合いが空回りしちゃってる部分もあると思うので、適度に力が抜けてくる五節くらいには決めてくれるんじゃないかな?
で、結局交代はこの2人だけだったんですよねー。確かに、攻撃力はあれが手持ちのカードでは最強だったかもしれませんが、伊藤と至恩は疲労の色が濃かったですし、切札田上もいましたからね。スタメンを信頼するのも良いですが、ああいう場面でサブを起用していかないとチーム力は上がらない気がするので、個人的にはイマイチな采配だったかなと思います。

今は産みの苦しみ

新しいことにチャレンジしているのは見て分かりますし、それが簡単でないことも理解しています。
うまくいかない時は原点に立ち返ってポゼッションを選択している時もあるし、チームの選択肢は確実に増えてはいます。
速い攻撃を取り入れた分、カウンターを受けるリスクも格段に増してますが、そうならないためには、やはりシュートで終わることが重要。攻撃は最大の防御ってことで、そこは徹底するしかないですね。
フィニッシュシーンでの連携不足は昨季に続く課題ですし、キャンプが不十分だった影響もあると思うので、そこはこれから。数撃ちゃ当たる、で撃ててはいるので、上振れを待ちましょう。
次節は秋田。ロングパスで裏取られてそのまま失点とか最悪なんで、全部決め切るつもりで攻めましょう。高木がいないかも、という特大の不安材料はありますが、こういう時こそニューヒーローが出てこないと、どのみちシーズンは戦い切れません。秋山はここがチャンスでしょう。期待してます。
なんとなくモヤモヤを残しつつ、なんとか切り替えて次節へ向けてしっかり心と身体を整えていきましょう(自分に言い聞かせる)。ということで今回は以上です。閲覧いただきましてありがとうございました。

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