閉じ込めながら生きて今を

生きている、頑張っている、という実感を忘れてしまうこの頃。幽体離脱しているようで、青い目の熱だけが私を私と認識させる。
そんな私は音楽に支えられて毎日をなんとか、ギリギリですが繋げられています。
なんにも考えられなくて、薬を投げて、泣き叫んでいても誰も助けに来てくれなかった悲しい夜に読み返したくて、私が今まで救われてきた、
大好きなSEKAI NO OWARIの歌詞を綴って置こうとおもいます。
悲しみ苦しみは消費できる。エネルギーになる。私しか作れない新しいなにかを産む力がある。
傷ついた分だけ、同じ誰かの冷たい心を抱きしめられるのでは、と私は思うです。

プレゼント／SEKAI NO OWARI
"ひとりぼっちになりたくない
ここにいてよ
その言葉言えなくって
心閉ざさないで
ひとりぼっちにさせないから
大丈夫だよ
その言葉返せるように
強くなりたい"

だいじょうぶ、私なら独りでできる。
そう思って本当は自分ひとりでは抱えきれない辛いことがあるのに、誰にも頼れずに相談できずにいます。どこかでぷつん、と自分への信頼が切れて私なんか…。とどうせ落ち込む。
ヘタに背中を押す言葉なんかじゃなくて、
ワタシもひとりぼっちになりたくないよ、強くなりたいよ。と、抱きながら背中を摩ってくれるような優しい歌詞が大好きです。

ターコイズ／SEKAI NO OWARI
"泡沫の希望だろうと
はりぼての勇気だろうと
僕はそれを鞄につめた
きっと無いよりマシなはずさ
数え切れぬ敗北の前で
膝をつく日だってあるだろう
逃げる事も勇気の一つだと
その言葉を胸に"

学校に通うことを決めた時、アルバイトを始めようとした時、確かな希望がありました。ゼロから作った勇気だったのかもしれません。全部上手くいかなくて、泣いてばかりの自分を精神的にも物理的にも責めてばかりの毎日に、この歌がリリースされました。
いつだって彼らは私の、泡沫なんかじゃない見上げれば確かに黄色い淵に青白く輝いている星なんだって思います。

Fight Music／SEKAI NO OWARI
"Ah何で勝てないのかなんて本当は僕も分かってる
だって本気なんか出して負けたら どうする?
もうさ戦いを挑むから負けんだ
戦わなくていい「理由」を探しにいく為の旅でもふらっと行こうかな"

ライブでめちゃくちゃ盛り上がる曲！
イントロが流れた瞬間、みんな一斉にタオルを持って、サビで振り回す。私はいつも泣きじゃくってて上手く回せてないけど!
軽快なメロディーとノリノリのギター、ピアノ、そして照明。夜空に浮かぶお月様もきっと笑顔なはず。不安を安心と肯定に変えてくれる言葉と笑顔のメンバーたち。私にとって1番の応援ソングです。
小学生からかれこれ5年くらいこの歌で励まされて生きています。最高ー！

銀河街の悪夢／SEKAI NO OWARI
"明日を夢見るから今日が変わらないんだ
僕らを動かせるのは自分だけだろう
そんなことわかってるんだろう
強くなれ僕の同志よ"

ボーカルのFukaseさんは、自分の経験を歌詞にする時、いつも私たちリスナーを励ます語りかけをしてくれます。
「Like a scent」という曲でも、
「俺が銀河街で見つけた答え それを大切にしてくれてる子さえそれもちゃんと知っている 嘘にならない様に戦ってる あの歌が嘘にならない様に
俺はスターで居続けたいんだ」という言葉。
私は彼らの音楽が大好きです。
だから、諦めずに戦わなきゃいけないんだと思えます。

バードマン／SEKAI NO OWARI
"今日も何も出来ない
そんな日がまた終わっていく
でもきっと 明日は ああ
Early bird
最悪だった昨日も
あんな酷い 想いをしたあの日も
きっと今日の
為だったんだと
言える準備は
いつでもしておくから
おはよう early bird
何も寝てた訳じゃないさ
どんな日々も 何とか繋げてきたから"

リリースされ、初めて聴いた時、号泣しました。こんなにも私の事を歌ってくれる人がこの世の中にいるんだって、心がギュッとしました。
学校が地獄で毎日泣きながら登下校。玄関を開けると、そこには自分の感情とは反対色の青空。あの空に絶望してたのは私だけじゃなかった。
「おはよう Early bird」から始まる歌詞。
新生活が苦しくて動けないひとにぜひきいてほしいです。

LOVE SONG／SEKAI NO OWARI
"でも 君の静寂の悲鳴は僕も知っている
弱いまんま強くなれ なぁkid
どんなに時間がかかっても
僕がここでずっと待ってるから
君の力で立ち上がれ 平気 "

ファンタジーでポップな曲調が有名なセカオワだけど、この曲はドキドキダ〜クな感じ。
「弱いまま強くなれ」この一言が頭から離れません。弱さを知ってるから強くなれる、より、弱いまま強くなる、方が人生に深みが出て、言葉ひとつひとつに説得力と重みが出る。優しさを持てる。
かつての思春期を忘れて私たちを表面だけを見て哀れんでくる大人たちに通ずるものがあると思った。

私はSEKAI NO OWARIが大好きだ。
音楽という大きい未知な世界に散歩に連れ出してくれた恩人。創作でつくれるかけがえのない人生の一瞬の素晴らしさを教えてくれた。
人に影響を与えれる、ことがどれほど凄いことか。
スゴい！！という感動。敵わないな、この人にはなれないな、という嫉妬と憧れ。
私もそんな表現者になれるよう、今を生きるしかないんだ。
今、ものすごくしんどいけれど明日なんてこなきゃいいのにと泣いちゃってるけど、
がんばります。頑張らなきゃいけないとき。