ホット〇ッパーのあはき柔整プランの比ではないゲームチェンジがひっそり実行されている
2023年9月7日の午前9時過ぎに、以下のツイートをしました。
RT(リポスト)では、このような意見も。
以下は、8月22日に投稿したホッ〇ペッパー関連のツイートです。
筆者(ケニー)のような弱小アカウントの投稿でも、それなりの反応があることから、気になっている柔整・あはき師の先生は多いはず。
しかし、
ホットペッパーのあはき柔整プランの比ではない、もっと大きなゲームチェンジが行われているのをご存じでしょうか?
◆当noteは3部構成になります
チャプター1:ひっそり行われているゲームチェンジについて(無料公開)
チャプター2:あはき・柔整プランにより食えない鍼灸師が増える
チャプター3:ホットペッパーで良い結果が出ているクライアントの事例(有料部分の最後に概要を掲載)
✔チャプター1~3のトータル文字数は30000文字ほど
文字数が多いため読むのは大変ですが、あはき・柔整プランを利用する or しないの判断材料にしていただける内容です。
~チャプター1を読んだ人の感想~
~チャプター2を読んだ人の感想~
~チャプター3を読んだ人の感想~
なるしまゆり先生からいただいたコメント
◆noteを書いた人
◆当noteの目的:批判ではなく判断材料に
当noteの内容を確認したうえで「ホットペッパーとかクソかよ!」と批判するのではなく
利用する or しない
の判断材料としていただければ幸いです。
◆さいごまで読むと『夢』が見れなくなるかも?
いま起きている変化だけでなく、過去の事例やリアルな数字をもとにまとめたnoteです。そのため、あはき・柔整プランを利用するさいの判断材料になる反面、まったくホット〇ッパーに期待できなくなるおそれがあります。
筆者としては、先を見据えて
思考したい
行動したい人
だけに届けばOKのスタンスなので、あらかじめご了承ください。
◆当noteを読んだ後のお願い
noteを読んでいただいた後は、Twitterやnoteを見る機会のない患者さんや身近な先生に、いま起きている変化を伝えてあげてください。
というのも、ここまで読まれた先生は情報感度の高い方が多いはず(弱小アカウントのnoteをチェックするくらいなので)
けしてマウントを取るのではなく、アドバイスやサポートという形で、当noteの内容をご利用いただければ幸いです。
▼以下より本編です▼
チャプター1:ホット〇ッパーのあはき柔整プランの比ではないゲームチェンジがひっそり実行されている
Google検索にAIの回答が表示されるように
2023年8月30日より、Googleの検索結果にAIの回答が冒頭に表示されるようになりました。
以下は、参考リンクとなります↓
ひとことでいってしまえば
「いままでのSEOの常識が通用しなくなる可能性がある」
となります。
以下は「腰痛 原因」のGoogleの検索結果のスクショ↓
動画でくわしい内容を確認する↓
【過去最大のアプデ】SGEが遂に日本で試験提供開始でブログの未来はどうなる!?
SEOよりも広告運用が厳しい?
SEOよりも、Googleで広告を出している人にも大きな影響がでる可能性があります。
画像で確認する↓
検索内容によっては、広告が先に出る場合もあるようですが、基準についてはわかりません。
予想されるユーザーの行動の変化
などで検索した場合、冒頭に表示されるAIの回答を参考にして、検索結果で表示されるページを見ない人が増えると予想しています。
イメージ
とくにスマホ表示でもAIの回答が優先されれば、画面に検索結果が映らないため、広告を出していてもユーザーに認知されにくくなるでしょう。
「腰痛 原因」で検索したときのスクショ↓
「地域名+鍼灸院」で検索すればAIの回答が表示されない(2023年9月7日時点)
2023年9月7日時点(執筆時)では、すべての検索にAIが回答する仕様になっていないようです。
とはいえ、変化の速いサービスのため、いつまでもおなじ仕様とはかぎりません。
SEOやGoogle広告に頼っていた場合に検討したい今後の対策3つ(2023年9月9日追記)
写真や動画を取り入れたページ作り
SNS中心の運用に切り替える
メルマガなどでリピートしてもらえる取り組みを
ぶっちゃけ具体的な対策は不明ですが、Googleの検索結果が大きく変わるのは事実です。
そのため、SEOや広告だけに頼れば治療院が認知される機会もすくなくなると想定したうえで、紹介した3つのうちいずれかに切り替える必要が出てくると考えています。
1. 写真や動画を取り入れたページ作り
テキストを中心とした発信では、AIの回答との差別化は難しいのが現実です。
以前からSEO対策としてもいわれていたように、今後は動画や写真などを充実させたページ作りをして、AIが作るテキストだけの回答結果との差別化を明確にしましょう。
2. SNS中心の運用に切り替える
SNSの発信であれば、Googleの仕様変更による影響はありません。
ただし、SNSの場合は、
専門的な内容よりも視座を落とした発信
エンタメ感が求められる
といった問題があります。
◆Twitter(X)の例
例えば、最近のTwitterでは、
初心者向けに視座を徹底的に落としたツイートが伸びやすい
傾向にあるといわれています。
もっと簡単にいってしまえば、TwitterのInstagram化といえるでしょう。
そのため、一部の人が共感するニッチな発信よりも、マス層の目に留まるようなわかりやすい発信を意識する必要があります。
◆発信内容の例
治療院の集客にかかわる発信であれば、
治療にかかわる発信であれば、
のような投稿が、Twitterでは伸びやすいようです。
✔注意点
わかりやすい初心者向けの発信が苦手、もしくは抵抗がある場合、自身の運営方針とあわない場合もあるため注意が必要です。
3. メルマガなどでリピートしてもらえる取り組みを
以下は、サロン運営者とのDMのやりとり。
大手グループ院や高額治療院にくらべて、資金力の乏しいひとり治療院であれば、今後は昔から使われているメルマガなどで、積極的に患者さんとコミュニケーションをとるべきと考えています。
Googleの仕様変更に振り回されないのは、メルマガの大きなメリットといえますからね。
(すでにやっている人もいるかも)
積極的なコミュニケーションによりリピートにつながれば、口コミや指名検索から新規の問い合わせが増える可能性も高まるでしょう。
なお、DMのやりとりで書いているようにLINE×ブログでメールマガジンのような発信方法も可能です。
使う先生によって相性があるので、実際に手を動かしてみながら考えてみてはいかがでしょうか?
メルマガなら無料で利用できる場合も
ちなみに、メルマガなら無料で利用できるサービスもあります。
メルマガやブログを書くといってもナニを書けばいいの?
以下のツイート(スレッド)を参考にしてみてください。
なお、参考ブログとしてAIで書いたものはコチラのnoteより↓
AIでブログ記事のサンプルをつくりました【テーマ:回数券の取扱い】
チャプター1のまとめ
Googleによりホッ〇ペッパーのあはき柔整プランどころではないゲームチェンジが実行された
ユーザーの行動パターンが大きく変わる
Google検索(広告ふくむ)に頼っている人は注意
Google広告に頼っていた場合に検討したい今後の対策3つ
写真や動画を取り入れたページ作り
SNS中心の運用に切り替える
メルマガなどでリピートしてもらえる取り組みを
ぶっちゃけ具体的な対策は不明ですが、Googleの検索結果が大きく変わるのは事実です。
とはいえ、今後は新規だけを目的にせず、リピートしていただけるような取り組みが求められると予想しております。
Googleの仕様変更により、いますぐに大きな変化は出ないと思いますが、1年後、2年後にはどうなっているかわかりません。
できる範囲で、自主的な対策をしておきましょう。
◆チャプター1の追記(2024年1月15日追記)
そもそもですが、治療院ホームページ=YMYLジャンルです。
YMYLとは?
カンタンにお伝えするなら「お金や命にかかわる重大な情報は厳しく評価します」というGoogleの方針です。
そのため、
腰痛などの症状で検索すれば、
→競合:病院や整形外科クリニック
「症状 整骨院(あはき院)」や「地域名 整骨院(あはき院)」で検索すれば、
→競合:熱胡椒などの大手ポータルサイト・金にモノをいわせるグループ院
です。
例えるなら、以下のツイートのとおり。
以上を踏まえると、運営開始したばかりの新規ひとり治療院は、競合があきらかに弱いケースを除けば、Google検索で表示されるのは屋号を含めた指名検索くらいです。
◆運良く表示されるケースもある(クライアントの事例で経験済み)
人口が少ないため大手企業が手を出さない地域や、競合が明らかに弱い地域くらいに思っておきましょう。
チャプター2:あはき・柔整プランで鍼灸の認知度が高まると食えない鍼灸師が増える
2023年9月7日に公開したあはき師むけ:ホットペッパービューティーとどう向き合う?【個人的には必要なし】では、
「治療をメインにするなら、あはき・柔整プランの必要なし」
とお伝えしました。
しかし、個人的な感情も色濃くでていたのも事実です。
そのため、チャプター2では、より具体的なデータや過去の事例から、客観的に考察したいと思います。
はじめに結論をお伝えすると、
あはき・柔整プランで鍼灸が認知されると、完全自費の小規模鍼灸院※の立場はきびしくなる
例外として
女性患者のみ受付や美容メニュー特化の鍼灸院
誰がどう見ても競合が弱いなら利用する
と考えています。
◆チャプター2のポイント4つ
ホットペッパーで鍼灸の認知度は高まる反面、低価格競争の引き金に
発信しているアカウントのポジションを確認しよう
ホットペッパーよりも医療広告ガイドラインが味方になる
スモールビジネスの集合体でもある鍼灸業界は「ちょっとアヤしい」がちょうどいい
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