# 気まぐれ大河小説 #


昔々、山と海のふもとにチチとハハが住んでいました2人で和姦したらムスコが生まれましたムスコはたいそうな働き者でチチが酔っ払ってばかりいるものですから旅に出かけますハハが「気をつけてな~!」手を振りますと「分け入っても青い山」などとマイナーな事を言い旅立ちました。
昔々、山と海のふもとにチチとハハが住んでいましたチチは働きもせず酔っ払ってばかりいますから当然ハハと長い時間を過ごすわけですのでイモウトが生まれましたイモウトはふもと一番の働き者で旅にでたムスコを探しに出かけますハハが「気をつけろよ~!」と言うと「柿が鳴る成り法隆寺」と旅立ちました
イモウトが来る日も来る日も青い山に分け入っているとある日青年が現れます「おれ別のふもとのアニ」と名のりました2人は旅を続けます、「個々はもしかして」・・「あ・」「・・・」「おうっ」雨が降り朝に成り夜に夏がやがて冬に成りましたイモウトと別のふもとのアニが帰って来ました「おぎゃ~」
昔々有るところにチチとハハとイモウトとおれ別のふもとのアニとイモウトとおれ別のふもとのアニとに出来た新しいムスコが住んでいましたチチは飲んだくれなのでハハにイモウトとおれ別のふもとのアニとの間に出来た新しいムスコを預けて働きに出ましたが、ややこしいので名前を付けようと企画しました
毎日アレだけの酒がどこに入ってしまうのか不思議ですがチチは目覚めると「もっと飲ませろ」と言うのですイモウトとおれ別のふもとのアニは任命と言うたいした企画を授かったので今日もハハにどうなったか?と熱心ですハハは「チチは酔っ払いだからなぁ」と熱心では有りません「アレ!ハハそのお腹は」
冬に成りましたチチとハハの 間に又、新しいムスコが生まれました洞窟の外は吹雪です!チチとハハにイモウトとおれ別のふもとのアニとの間に出来た新しいムスコとでお祝いをしますが、おれ別のふもとのアニは大切な【企画】を授かっているのでチチに尋ねますが「もっと飲ませろ」としか言わないのです
べつのふもとのアニはチチがただの飲んだくれの役立たずだった事に気づき北の海に沈めて殺してしまいます北の海からは大大吟醸酒「北のえら飛沫」が湧き上がり貧乏だった一家は大層お金持ちになりべつのふもとのアニは今では大長となり昔々【企画】を探していた事を思い出して旅に出ました「企画~!」
旅に出た大長は【企画】とは名付ける事だった事に気づきサッサと村に帰ります洞窟の中は年老いたハハと大吟醸に成ったチチとの間に出来た新しいムスコとイモウトと大長との間に出来たムスコといつの間にか出来てしまったイモウト1イモウト2イモウト3と芋を洗うようです大長はサァ名前を付けると【企画】を高々とかかげました
【企画】を高々と掲げた嘗ておれ別のふもとのアニで有った大長は心筋梗塞で帰らぬ人と成ってしまいました今では年老いたハハと大吟醸と成ったチチとの新しいムスコとイモウトとムスコとイモウト1イモウト2イモウト3は企画倒れと成ってしまった【企画】を嘗ておれ別のふもとのアニで有った大長と一緒に荼毘に付しました 完

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?