見出し画像

まさしく人を育てるとは(教育とは)、百年先を見通した仕事なのです。

【まさしく人を育てるとは(教育とは)、百年先を見通した仕事なのです。】

日本は建国以来 国難にあったときそれを救う人物が必ず出現いたしました。その人物を育てる人物がいなければ育ちません。

「義卿(松陰)の胆略、炳文(虎三郎)の学識、皆稀世の才なり。但事を天下に為す者は、吉田子なるべく、我子を依託して教育せしむべき者は、独り小林子なるのみ。」 佐久間象山

意訳:天下、国の政治を行う者は、吉田であるが、わが子を託して教育してもらう者は小林だけである。
.吉田松陰先生と小林虎三郎先生のお二人の師匠である佐久間象山先生が、胆略は吉田松陰先生、学識は小林虎三郎先生である、とこの両虎(象山門下の「二虎」と言われておりました)の資質をよく見抜いていた言葉であると思います

吉田松陰先生はあの松下村塾で魂の養育をし 多くの明治維新の立て役者になるべき人物を育み 小林虎三郎先生は長岡藩支藩の三根山藩から見舞いに贈られた
”米百俵”を、藩士らに分与せずに、将来の人材育成のために、国漢学校の設立資金に充てます。
師匠の佐久間象山先生は、幕末の動乱期に際し、回天の仕事をするのは吉田松陰先生で、百年先を見通した仕事をするのは小林虎三郎先生と思い 今でいう 適材適所を十分発揮したのではないかと感じます。

まさしく人を育てるとは(教育とは)、百年先を見通した仕事なのです。
お二人に共通したことは、日本を思い そして日本の未来に責任を感じそれぞれの立場において 行動をおこしたのだと思います。

コロナの時代、今こそ 人物の登場期待します!

かんながら ありがとうございます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?