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ゲーム配信者になりたい君に

ゲーマーのみなさま
昨日事件がおきましてよ?
若い人にはなかなかこの話が見えないと思うのでこの話から学んで欲しいことやこのことそのものについて目に入ったことだけチャチャッとまとめました。

まぁ簡単に言うとこんな感じ
ミルダムさんとこうちから許可得ておまへんなぁ
うちのゲームの配信禁止させてもらいますわ

時系列でいうと配信者をオープンレックから引き抜いた後に
この声明って感じなんでいろんな噂流れてもしゃぁないよねって感じですね。

ここで気を付けなきゃ行けないのは右側の2つが同一資本(系列の会社)だということ。
こんな感じ

⬆ミルダムで該当タイトルを配信してた方かな?誠実に対応なさる様子。

ということでここまでが関係性の整理かな

ここからは個人的に思うこと

①資本関係と利害関係

権利関係は至極極論的に簡単に言えば侵害されましたといわれない限りセーフ、権利侵害したとしても権利者に利益があったりする場合は放置してもらえたりする。(らしい)
故に利害関係をきちんとくみ取る事。
権利者に利益がなくなる、まして不利益になった瞬間アウトだ。
今回でいえばSygamesさんにとって一緒に盛り上がっていきたい関係のオープンレックの競合であるMildomさんにSygames供給ゲームの配信者が移るという行為がどういう意味なのかまずくみ取れてなければいけない。
もし仮に配信者サイドがHIKAKINさんなどのようにぜったい的影響力を持っていれば話は違うが、それがなくてもどうにもできる。という状況においてはどうしても配信者よりプラットフォームサイドの方が強くなる。
どこで何を配信するのがどこのだれにとって気持ちのいい(利益が出やすい)ことなのかくらいは考えた方が良い。
そして、チームを作るとかいうならその辺のことをもっと考えていかなければならない。まして、スポンサーを貰うなら余計にだ。

②契約書はよもうな

契約書に書いてなくて口で言ってることなんか信じるな。契約書を読め。
権利侵害をだれがしたかという責任の所在に関してだが、今回の件でいえばMildomさんは先に書いてある、その内容がいかに理不尽であってもサインしてかつ法的に問題なければもうそれで成立だ。

本配信の実施について
(1)
動画配信サービスを利用して本配信を実施する際の配信方法、視聴方法その他の条件の詳細は、ヘルプページをご参照ください。
(2)
配信者は、本配信で配信する配信コンテンツの全ての内容について、事前に、権利処理が必要な全ての権利者との間で、本配信の実施及び次項に定める運営会社への許諾ライセンスの付与のために必要な権利処理を適正に行うものとします。配信者は、運営会社に対し、本配信で配信する全ての内容について、必要とされる権利処理が全て適正に実施されており、第三者の知的財産権その他の権利を侵害するものではなく、公序良俗に反するものでもなく、かつ、いかなる法令、本利用規約及び本配信者規約に違反するものではないことを表明し、保証するものとします。
(3)
配信者が本配信を実施したことにより第三者に損害が生じた場合は、配信者は、配信者の故意又は過失の有無及び予見性の有無にかかわらず、また、当該損害が直接的であるか間接的であるかを問わず、当該損害の賠償に関する紛争や訴訟等(以下「紛争等」といいます。)を、すべて配信者の責任と費用負担において解決するものとします。また、上記の他、配信者による本配信の実施に起因又は関連して第三者との間で生じた紛争等については、配信者は、自らの責任と費用負担においてすべて解決するものとします。運営会社は、配信者が本配信を実施したことに起因又は関連して発生した紛争等について、一切責任を負わないものとし、配信者は、運営会社がその裁量で第三者に対する賠償その他の権利・利益の回復措置を行った場合、当該措置に要した一切の費用を、運営会社に対して補償します。

Mildom配信者規約より一部抜粋)

この文に見覚えなくサインしてるなら絶対に読んでない証拠だ。HPにすら出されている配信者向けの契約文一部だ。
そしてコンテンツの配信に関する権利(営利活動への使用時の権利は特に)コンテンツの提供元が握っている。
通常配信プラットフォームはプラットフォームとコンテンツ提供元で合意をして配信していいことになっているという状況を用意している。
しかし、ミルダムさんはそれを「個人でその問題をクリアしたうえでうちで配信するんだよね?なにかあってもしらんよー」という契約になっている。
このことの良しあしは議論する余地はない。嫌なら他へ行けばいいのだ。

この辺に関してはこnoteをよんでいただきたい。ぼくは専門家でもないし

③配信で稼ぎたいとかいうならまとめ

こういった資本の流れ「誰(どの会社)のお金がどこに流れているか」を考えて身の振りかたも考えなければない。
というかこれ大人はみんな考えていること。
こういう忖度ともいえることは利害で動くビジネスにおいては当たり前にすることだ。
例えばプリンターをだすエプソンさんに他者(たとえばキャノンのプリンター)で印刷した資料をもっていかないなんて人もいるほど。
今回でいえばこうなる前からわかっていたのは
〇配信許可を得ていないプラットフォームである
〇オープンレックでしてほしいはず
〇競合であるところへホームから移る
この辺はわかっていたことだ。それがどんな波紋を呼ぶかは考えて動かなければならない。
こういうことを考えたくないなら、圧倒的な結果を出そうとしか言えない。
来てほしい/配信してほしいと思ってもらえれば文句は言われない。
もしくはコンテンツに依存されないファンをきちんとつけよう。
(影響力を利用できる場所を配信プットフォームだけに置かないツイッターなどでもファンとつながっておくなど)

④最後に。。LJLどうなるかな?

(端折ってるし言葉が誤解を生みかねないけどすごい簡単に書いてるのであしからず)
オープンレックとミルダムといえばLJLを配信するプラットフォームだ。
そんなLJLのコンテンツLOLの開発元Riot Gamesはテンセントの会社、つまりミルダムのおおもとの会社とLOLのおおもとの会社が一緒なのだ。
「もしこの件が親会社まで通じ関係性の悪化としてとらえられるなら」・・・とかまで考えるとCygamesさんはほんとに強気で動いたなぁとおもう。オープンレックでのLJLの配信停止までありえなくない。

そうするとオープンレックを配信プラットフォームにするプロゲーミングチームや配信者まで影響が出る。(現に2チームはオープンレックがスポンサー/パートナー だ)当然国内最大の大会を配信するプラットフォームで配信することがファンの獲得に近いと考えるからだ。なんでってそこにそんコンテンツそのもののファンが集まるからだ。
まぁここまでは考えすぎかもしれないけど、こういうのって考えていい事なんだよね。結果どうするかは別の話で。わかってて動くかどうかには差が出る。

まぁこのnoteは戯言です。業界人でもないので真意はわからないし、水面下でいろんな人は動いていると思います。
けどこんなことに巻き込まれている間はファンを魅了するコンテンツ作りは難しいと思うんです。

そんなことしてるなら、1時間でも配信すればいい。

なので先に考えようね。というお話でした。

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