見出し画像

06-002|どくしょチャレンジ

コロナ禍の影響もあって、instagramで2020年4月にスタートした自分的積読解消プロジェクト #どくしょチャレンジ もなんだかんだ現在100冊以上と続いている。結構長文のものありどちらかというとnote的な要素が多いのでこちらにも転載していこうと思う。
因みにほぼ同時期に山にも頻繁に行くようになり、こちらは #山業 #K5登山くらぶ として、また途中より音楽紹介も追加となって、現在はこの3つのコンテンツを定期アップするのがルーティンとなっている。
フォローいただけるとうれしい。
https://www.instagram.com/k5artdesign/

2020年4月17日

どくしょチャレンジ 002
クラシックへの挑戦

著:大友直人
発行:中央公論新社
2020年1月25日初版発行

まず、帯に目が行くでしょう?
“小澤征爾に胸ぐらをつかまれ、バーンスタインに日本のオケを嘲笑された若き…”“なにが世界だ! なにが芸術だ!”
あぁ刺激的。特に水戸室内を擁する水戸芸術館を魂に思う水戸市民には「なニォー」と思う人も多いと想像でき、つかみはOKでしょう(笑)。
58年生まれの指揮者 大友直人さんの半生と、業界への提言というか問題提起という内容になってます。小澤征爾さんとのくだりは、時代の流れ=価値観の相違もあり、そのまま他の分野のことにも当てはまる内容。
大友さんの提言する業界の在り方や、仕事のスタンスという観点からは、ジャンルを越えて共感できる部分が非常にあって、でも、またさらに時代の流れを感じさせる内容になってます。
クラシックの現状に少し触れている身としては、わかるわかるのオンパレードで、地方のオケもちょっと危ない状況ではあるので、特に当事者には読んでいただきたいなぁ。
もちろん、音楽に関わるみなさまにも。佐村河内事件とかPOPSのこととか、非常に読みやすい言葉で書いてあってオススメです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?