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【俳優紹介】俳優×俳優 名コンビ集

みなさんこんにちは(⌒▽⌒)

数ある傑作には様々な最高の名コンビが存在します。皆さんはどのコンビがお好きですか?

今回は、映画内ではもちろんプライベートでも関わりがあるようなコンビも含めた、個人的に最高だと思った名コンビ5組を紹介します。

名コンビその①

ジャン・レノ×ナタリー・ポートマン

映画好きでこの2人の名前を聞いてあの映画を思い浮かべない人はいないでしょう。

そう『レオン』(1994)ですね。

イスラエル出身のナタリー・ポートマン。当時13歳だった彼女は2000人以上の候補者の中から見事マチルダ役を勝ち取り、この『レオン』で映画デビューを果たします。

一方のジャン・レノですが、本作では不器用で孤独な殺し屋レオンを演じました。映画とは関係ないですが、何年か前、TOYOTAのCMでドラえもん役を演じていたこともありましたね。

そんな2人がタッグを組んだ映画『レオン』。

〜『レオン』あらすじ〜

麻薬の密売に関わる父親が原因で一家が惨殺されてしまった主人公のマチルダは、アパートの隣に住む殺し屋レオンに助けを求めます。そこからレオンとマチルダの生活が始まるのですが、読み書きが苦手なレオンに対し、復讐を誓うマチルダは勉強を教える代わりに掃除人(殺し屋)になる手助けをして欲しいといいます。2人が食事や家事、買い物を同じ時間に毎日同じことを繰り返す生活をしていくうちに2人の間には「凶暴な純愛」が芽生えてきます。

この映画で私のお気に入りかつ有名なセリフがあります。

「私が欲しいのは、愛か死よ」

結局マチルダと行動を共にすることを決めた彼も、初めは一匹狼である自分は誰とも組まないとマチルダを断っていました。マチルダに興味がないというレオンですが、拳銃を頭に突きつける彼女を助けてしまいます。

物語が進むに連れ、子供である彼女に惹かれていくレオン。それに対するマチルダのこの行動は、2人の関係が確かなものであると確信させてくれます。

レオンがマチルダに狙撃を教えるシーンや、手榴弾のピンを抜くことを「リングトリック」と呼んでいるシーンは印象的でした。

ちなみにレオンが映画館で鑑賞していた映画は『雨に唄えば』でしたね。

余談なんですが、この『レオン』はリュック・ベッソンがのちに撮影することになる『フィフス・エレメント』(1997)の資金集めのために製作されたそうです。結果的に『レオン』は今もなお愛され続ける名作となりましたが...。

名コンビその②

コリン・ファース×ヒュー・グラント

この2人が共演している名作といえば『ブリジットジョーンズの日記』(シリーズ)や『ラブ・アクチュアリー』(2003)などがあります。共演作以外にも2人にはいくつか共通点があります。2人ともイギリス出身で、誕生日はたったの1日違いで同じ歳です。

しかし、共通点はあれどキャラは全然違います。

『英国王のスピーチ』(2010)や『キングスマン』(シリーズ)なのでは紳士的なイメージのあるコリンに対して、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)などで自由気ままなイメージのあるヒュー。『ブリジットジョーンズの日記』でも、全くキャラが違う役を2人が演じています。

ヒューがコリンに、俳優として大したこともないしハンサムでもないが人間性が好きだと言っているあたり、プライベートでも仲が良さそうな2人。そんな彼らの今後の活躍、再共演に期待です。

名コンビその③

ポール・ニューマン×ロバート・レッドフォード

ポール・ニューマンといえばスティーヴ・マックィーン!と言いたいところなんですが、個人的には『スティング』(1973)や『明日に向かって撃て!』(1969)が好きなので、このコンビを紹介することにしました。

『明日に向かって撃て!』での共演で好感触を得た監督のジョージ・ロイ・ヒルが2人の再共演を図って『スティング』が撮影されました。

『明日に向かって撃て!』では、本来はポール・ニューマンとスティーヴ・マックィーンの2大俳優が出演する予定でしたが、マックィーンの降板によりニューマンが強く推したのがレッドフォードでした。

ニューマンがそれまでほとんど知られていなかったレッドフォードを推薦したのは、当時のスターではなくまだ大きな役に恵まれていない駆け出し俳優を求めたからです。下積みを重ね舞台などで小さな活躍をしていたレッドフォードが適役となり、彼はニューマンと共演したことにより一躍有名俳優となりました。

レッドフォード自身もこの『明日に向かって撃て!』が一番大切で大好きな映画だと謳っています。

名コンビその④

ヘンリー・カヴィル×アーミー・ハマー

この2人のコンビはあまりパッとしないかも知れませんが、個人的に好きな映画である『コードネームU.N.C.L.E.』(2015)での共演が印象的でした。

〜『コードネームアンクルU.N.C.L.E.』あらすじ〜

東西冷戦の最中の1960年代中盤。アメリカ合衆国の中央情報局(CIA)とソビエト連邦のソ連国家保安委員会(KGB)は、国際犯罪組織を制圧するために手を組むことになります。CIA、KGBそれぞれトップの諜報員であるナポレオンとクリヤキンが抜擢されます。考え方が全く違う2人ですが、核兵器科学者のウド・テラー博士の娘であるギャビーと共に、偽装結婚や偽名を使うことにより核兵器の大量生産を阻止することになります。

『シャーロック・ホームズ』(シリーズ)でも有名なガイ・リッチーが監督を務めた本作。主人公のナポレオン役に本来はトム・クルーズがキャスティング予定でしたが、彼だとうまくいかなくなった時にヘンリーがこの役に決まりました。また、この段階でガイ・リッチー監督はヘンリーとアーミーの相性がこれほど合うとは思っていなかったそうです。

実際、作中での2人の役は相性最悪の組み合わせだったと思います。しかし、それはあくまで物語の設定における話であって、2人のコンビネーションは他の映画に比べても群を抜いているところがありました。

名コンビその⑤

ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリー

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーはプライベートでも結婚していたことがありますが、交際に発展したきっかけは映画『Mr.&Mrs.スミス』(2005)であるとの噂があります。

この映画でも"表面上での"夫婦役を演じています。本作での2人も息ピッタリ。

そもそもお互いに相手の素性を一切知らず隠し事しかない夫婦であり、それぞれの組織がお互いを殺し合うことを計画していたのです。作中で2人は、ある理由で二人旅と偽る形で出会って、約6週間後に結婚することになるのです。

序盤ではお互いがお互いを狙っていることを2人は全く知らず、家庭内では嘘を装い一見平凡な生活を送っている、そんな空気感がたまらない映画です。

ジョン「君に会いたかった」
ジェーン「私も会いたかったわ」

お互いの正体に薄々気づき始めた2人の間でのこのセリフが、2人の関係性の全てを物語っているような気がします。

また、2016年にプライベートでの2人が離婚するきっかけになったのもこれまた『白い帽子の女』(2015)という映画だという説もあるそうです。(私は観たことないですが...。)

さいごに

他にもまだまだ名コンビが存在しますが、今回は特に印象的なこの5組を紹介しました。やっぱり友情や愛情っていいですね。

それではまた( ^_^)/

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