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点と点が繋がらなくても

最近気づいたことがある。それは、常に起こる出来事を何かに繋げようとしている人が多いと言うことだ。

「あのとき辛かったけど、だからこそ」
「この道には進まなかったがいつか役に立つだろう」
「点と点は線になる」
「いつかの為に人脈を作りたい」

といったように。実際、私も起きた出来事が何かに繋がれば嬉しいと思うしそうであってほしいと思っていたし、そう思うことは自分の人生を肯定する上で大事になってくることだと感じる。

ただ、最近は起きた出来事、それ自体が素晴らしいことなんじゃないかと思うようになった。途中で辞めてしまった団体も、使わなくなったスキルも、これからその頑張りが点と点になり繋がれば素敵だけど、別になんにも繋がらなくてもいいのではないだろうか。

一つ一つの出来事に感情が生まれて、悲しかったり嬉しかったりする。そもそもそれ自体が素晴らしいことなんだと思う。失敗した時、私はそれを失敗経験になったとか言って強がってたけど、「あの時失敗したなあ〜」くらいの温度感で生きていきたい。

点と点は繋がらないかもしれない。だけどその点ひとつひとつを大事にして生きれたら、それだけでも幸せになれる気がしている。


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