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元気の出る曲プレイリスト

こんなご時世ですし! 表題の通り、7曲!

1.吹奏楽部門

第2組曲(ラティーノ・メキシカーナ)/A.リード

「ラティーノ・メキシカーナ」という副題の通り、ラテン音楽を吹奏楽でガンガンに鳴らす傑作中の傑作。若さが爆発するキューバ音楽の1楽章、夜のムードを演出するブラジル風タンゴの2楽章、軽やかなアフロ系ダンスの3楽章、ギラギラした闘牛士の情熱を歌う4楽章のパソ・ドブレ。さすが「吹奏楽の神様」リード! すべての楽器が漏れなく活躍します。特に、打楽器! クラベス! ティンバレス!

2.ポップス部門(邦楽)

リボン/東京スカパラダイスオーケストラ feat.桜井和寿

スカパラも今年で30周年ということで、すごい。私もライブに行ったことありますが、フロアの客をめちゃくちゃに踊らせるバンドです(私は端っこで見てたけど)。ブラスの音圧がすごい! 聴いてて楽しい!
この曲はMr.Childrenの桜井和寿さんがボーカルをとっていますが、スカパラのコラボ技術の頂点が表れています。ここでの桜井さんは、あらゆるボーカルテクニックを惜しげもなく駆使していて流石…!

3.ポップス部門(洋楽)

Rock this town/ブライアン・セッツァー・オーケストラ

「吹きまくってる」曲と言えばこれ。ブライアン・セッツァーは元々ストレイ・キャッツというバンドのボーカル。圧倒的な音の洪水で始まり、サックスソロが飛び出して、ボーカルが歌い始めてからもバンドは後ろでガンガンに鳴っている。こんなの盛り上がらないわけがない…笑。ライブ映像もすごい、こんなコントラバスの弾き方見たことない。

4.ジャズ部門

What's on/Joe stilgoe

ジョー・スティルゴーはイギリスのジャズ・ボーカリスト兼ピアニストで、私は彼の茶目っ気たっぷりな音楽が大好きです。この曲は「Songs on film」という、彼が映画音楽を歌いまくっているアルバムの冒頭の曲。「いま映画館でどんな映画やってるの?」と、ワクワクした気持ちが抑えられない歌です(多分)。彼のアルバムは素晴らしい! トイストーリーとかモンスターズインクの歌も歌っています、おすすめ! ちなみに録音が良い!

5.クラシック部門(管弦楽編)

ピアノ協奏曲 ト長調/M.ラヴェル

流石「管弦楽の魔術師」ラヴェル、なんと冒頭ムチの1発から始まります。1楽章からすべての楽器が、技巧的で楽しいフレーズの連発。2楽章はピアノに乗っかるフルートと……オーボエが………それからコールアングレのソロが…泣ける……! 3楽章にはゴジラのフレーズが登場します(作曲者の伊福部先生も認めているらしい)。クラシック初心者にも自信を持っておすすめします。傑作です!

6.クラシック部門(室内楽編)

ディヴェルティメント ニ長調 K.136/W.A.モーツァルト

https://youtu.be/JCTlmtDBm7E (2楽章)
https://youtu.be/eS4tfUwviJ0  (3楽章)

モーツァルトが16歳の時に作曲された弦楽のための作品。全編に溢れる幸福感と疾走感が素晴らしい! モーツァルトのディヴェルティメントの中でも人気が高くて、演奏される機会も多いです。
そして特にこの、Quatuor van kuijkというフランスの若手カルテットによる演奏は、遊びまくっていて面白いことこの上ない! 初めて聴く人は、まずオーソドックスな演奏と比べた方がいいかもしれない…こんな自由な演奏アリ?! という感じです。おすすめ。

(オーソドックスな演奏↓)

7.おまけ

We Are Confidence Man(ドラマ「コンフィデンスマンJP サウンドトラック」より)/fox capture plan

長澤まさみ×東出昌大×小日向文世による人気ドラマシリーズのテーマ。ノリノリです! 完全にルパンを意識していると思います、その塩梅も最高です。今年新作映画が公開されるはずだったのですが延期になってしまいました…早く観たいです!

8.最後に

というわけで元気が出る曲を各ジャンルから選んでみました! こんなご時世の中で、どれかひとつでも皆さんの心を躍らせられたら、嬉しいです!


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