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WEBディレクターズガイド最終回「あとがきと自己紹介」

今年の6月からスタートして、2021年内には完結と目標を立て書いてまいりましたWEBディレクターズガイドも最終回です。本日は2021年12月16日になりますが、仕事の合間に自宅でこの文章を書いています。

振り返ればこの半年、色々濃い経験をさせて頂いたように思います。その半年間をWEBディレクターズガイドと共に歩んでくる事ができ、感慨深いものがあります。

半年前転職することを決め、前の会社を退職する際にアシスタントとやっていたWEB制作案件を引き継ぐタイミングでWEBディレクションのノウハウを1つのパワーポイントにまとめ託したことが始まりでした。

その時、「もしかしたら、同じようにWEBディレクターを始めたばかりで困っている人が世の中にいるのでは…」と思いました。正直WEBディレクターを始めたばかりの私はダメダメで、始めて3か月くらいで「正直向いてないな、辞めようか。。。」と悩んでいたくらいです。

少しでもそんな風に悩んでいる人の助けになれば…という事と転職を機に自分のWEBディレクターとしてのキャリアを一つの区切りとしてまとめておくのも悪くない…そういった想いが背中を押しました。

元来、報酬予測ができない何かを継続的にやり続けることは脳の仕組みから言っても難しいことのようですがこのシリーズだけは書き切ろう…そう思えることができたのは自分の中でも目に見える変化でした。

自己紹介

15回目に自己紹介するのも少し変な感じもしますが、改めまして森山と申します(思いっきり氷河期世代です)。今年の6月に転職し、現在は4社目の会社にてDesigner for UX(UXデザイナー)の仕事をしています。

人生体験的なストーリーも踏まえた自己紹介はWEBディレクターズガイドのあとがきとしては、趣旨が多少外れるので改めて別エントリーで行いますが、ここではディレクター的な事を中心に書こうと思います。

WEBディレクターになったきっかけ

1社目は、某飲食チェーン店の本部(大阪)で販促物の制作をやってました。これから販促物を内製化していこうという流れの中での初期メンバーでした。DTP、WEBサイト、映像、看板、ノベルティ企画、ロゴデザインなど販促に関わるものであれば結構なんでもやっていたと思います。

3年ほど勤めている中で「WEBの専門性を高めたい」思いが強くなってきた折、ご縁あり某印刷会社のWEB制作部門(名古屋)への転職が決まりました。当時は今ほどWEB制作現場における各ポジションが明確になっていなかった記憶がありましたが、そこまで明確に覚えていないのが正直なところでした。

いずれにせよ、これがWEBディレクターとしてのスタートになりました。

2007年早々、大阪の実家から自分の荷物を赤帽のトラックに詰め込んで名古屋まで赤帽のおじさんと移動し、WEBディレクターライフがはじまりました。

ここで1冊の本を紹介したいと思います。

この本にはWEBディレクターとはどんな仕事か、大事にしないといけないポイントは何か、様々な角度からWEBディレクターの在り方が記されていました。(実家に帰ればまだ残っているかも。)しばらくはこの本がWEBディレクターとしての自分の教科書になっていました。出版が2005年なので、以降本屋で見たことはないですが、あるのかな。

WEBディレクターになってから

WEBディレクターとしてのキャリアをスタートしてから、一つの壁にぶち当たりました。それは「プレゼンテーション」…。とにもかくにも人前で話すことが大のニガテだった私にとっては、引くも地獄、進むも地獄くらいの大きな事でした。

準備は念入り(すぎる)に行うのですが、いざ前に出ると頭が真っ白になり、自分の話していることが泡の様に消えていき、最終的に何を言っているのか自分でもわからない状態になることがあったり…詳しくは下記の回で書いていますので宜しければご参照ください。

以降…

紆余曲折ありながら、色々なお客様と一緒にプロジェクトをやっていくうちに、私入れて3名程度の小さなチームのリーダーを任されました。WEBディレクターと並行して新しい能力「マネージメント」を身に付ける必要が生じてきました。プライベートでは第1子が生まれたばかりだったので、公私ともに一気に背負うものが増えた記憶があります。

ですが、このマネージメントっていうのがとにかく難しく色々な失敗もしました…ここで学んだ教訓は「他人のことは変えられない」これでした。自分自身もマネージメントのノウハウや経験をこれから積んでいかなければならない時だったので、結果的に見ると自分自身も育てられてたんだなと感じます。

WEBディレクターのこれから

私自身WEB制作を中心にやっていたのは2017年まででした。以降は3社目に移りWEBもやっておりましたがデジタル系の案件も持ちながら…でしたので厳密に言うと4年ほど前までです。

この4年間で様々な技術やサービスが生まれてきており、細分化されてきている印象ではありますが大きなアップデートはないのかなと言う印象があります。ですが、WEB技術自体が活用されるフィールドはどんどん広まってきているという実感があり、WEB自体の存在感が強くなっている気がしています。

WEBディレクターは変わらず、技術トレンドは日々アップデートしていく事が必須だと思います。(やれる事がふえるとかこれまでやれていた事が出来なくなることもある。)後はこれまでのWEBの活用の仕方だけでは無理が来ると思うのでレンズを広げて様々な活用法を見出していく能力が重宝されると思います。また、お客様内の組織を横断的にコミュニケションできるスキルはますます重宝されていくと思います。

そして原則(関係者間のルールを作る、目的を外さない、約束は守るなど)と他者への興味と他者を理解しようとする心は時代がどれだけ進もうが、きっと変わらないと思います。

今、この記事を見ているあなたが何を感じるだろう、何考えているだろう?そう思いながらあとがきを終わりにしたいと思います。

半年間ありがとうございました!
WEBディレクターズガイド完結!



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