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WEBディレクターズガイド#0「イントロダクション」

WEBディレクターとして活動を始めてから10余年が経過するのですが、先日後輩にWEBディレクションに関して体系化した資料を作った(制作期間が3~4日程だったのでかなり端折りましたが)事から、こちらでもその工程を記していこうと思い立ち、全15回のシリーズを始めていこうと思います。

対象は、新米WEBディレクターです。自分がどこの工程をやっているかがわかる、WEB制作の過程でハマった時、、、うしたらいい??のヒントになれば幸いです。

連載周期は不定期なので自分のペースに合わせてぼちぼちやっていきます。
下記の15工程に沿って話を進めます。制作会社の規模により受け持つ範囲は様々ですが、私は中小でWEB制作をやっていたので、幸か不幸かほぼほぼすべて工程に係らざるを得ない状況でした。今となっては、WEBに限らず色々な領域に携わる際の強い味方となってくれる経験でしたが…

目次

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①~⑮は受託でコンペ、でのWEB制作をディレクションレベルで記したものです。各工程に沿って1回づつの連載を行っていくつもりです。

①ヒアリング…お客様にお話を伺うシーン
②企画・調査…①の後、お客様の事業成果につながるWEBサイトの構想
③プレゼン…LIVEの場
④受注(見積承認)…若干営業的な内容も含まれます。
⑤設計・デザイン・スケジューリング…WEBの命となる工程
⑥プロトタイピング・デザイン承認…認識のズレを如何に少なくするか
⑦原稿整理・実装…文書構造化やIAにも関わる工程。軽視できない第二の肝
⑧動作検証…抑えておいた方がいいチェックツール101
⑨テストアップ…心づもり
⑩修正・調整作業…想定外のことを言われたら?
⑪ユーザーテスト…お客様のこんなつもりじゃなかった!!を防ぐために
⑫調整作業…ユーザビリティに正解はあるの?
⑬本公開…脂汗をかくのは実はこの工程
⑭請求…クロージングしましょ。
⑮運用…WEBはローンチしてからがスタートです。

主にかかわる人たち

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ここからは私自身の経験に基づき書いていくので、「んなこたぁねえよ、もっといっぱいいるぞ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、主にかかわる人たちは大体こんな感じでした。ちなみに価格帯としてはおおよそ100万円代~1000万円代の小規模~中規模クラスのWEBサイトを対象にしています。

過去印刷会社時代は、営業担当+ディレクター(制作にかかわることは全部)という体制でした。(ヒアリングに行ったつもりが、実はプレゼンの場だった、、、なんてこともありました。。。)、次にプロデューサー&ディレクターの兼任時は、営担+PM+ディレクター+デザイナーの兼任、、、なんてこともありました。

とにかくWEBは花形、、、なんて幻想は始めるまでです。
いざ始まると泥臭く人間臭い場面の繰り返しで、人の本性がむき出しになります。

と、いうわけで次回はWEBディレクターズガイド#1「ヒアリング」を書きたいと思います。


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