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【マーケティングで独立起業して1ヶ月】 「なんで独立した?」「今なにやってる?」よくもらう質問に自己紹介がてら答えてみた

こんにちは!
このページにたどり着いてくださって、ありがとうございます!
株式会社Icraの鴻上です。

突然ですが、最近、個人的に大きな決断をしました。

2024年1月末をもって、それまで勤めていた株式会社ARETECO MARKETING FIRMの取締役を退任し、自分が代表の会社(株式会社Icra)を設立して、独立しました。

数年前まで「自分は起業とかは向いていないタイプ」と思っていたのに、人生って本当に不思議。

で、独立してから何人かと会って話すときに「なんで独立したの?」「どんなことやってるの?」などみなさんから同じ質問をいくつかもらいました。

ということで今回は、今の自分の考えをまとめるために、それらの質問への回答を書いてみたいと思います!

▼それまでのキャリアはちょうど1年前にこちらの記事にまとめたので、ご興味ある方はぜひご笑覧ください!


質問❶ 「なんで独立したの?」


答え:
1、自分一人の力でどこまでやれるのか試してみたくなった
2、より経営に近いところでスタートアップのマーケティング支援をしたくなった


先に答えを書きましたが、それぞれ詳しく説明させてください。

1、自分一人の力でどこまでやれるのか試してみたくなった

これまで6年間マーケティング支援をがむしゃらにやってきて、一定の成果を出すことができていました。

とはいえ、会社の看板を借りて仕事をしていたわけで、これはもちろん会社の資産があるおかげの仕事であり成果です。

そんな中で「今の自分一人の力だとどこまでいけるんだろう?」という疑問と、挑戦したい気持ちは何年か前から心の奥の方にはやっぱりありました。

そんな時に、1年くらい前から、ありがたいことにこれまでクライアントとして関わっていた方などから直接個人宛にご相談をいただいたり、紹介いただくことが増えてきて、副業として手伝わせていただくようになって、ある時にふと
「あ、今の自分の持っているもので多くの企業に価値を届けられそうだな」
と思ったんですよね。使命感が生まれたというか。

これが理由の1つ目。

使命感 is エネルギー

2、より経営に近いところでスタートアップのマーケティング支援をしたくなった

これまで、人数が多いマーケティング会社でちゃんと利益を出すために、やはりある程度の規模の広告予算がある企業との取り組みを優先していました。

結果的に「すでに売れている事業を、さらに広告でいかに伸ばすか?」という問いに立ち向かうことが多く、逆に「プロダクトはいいんだけど、まだ事業として成立していなくて予算は多く出せない」という事業の支援は優先度が低く、お断りすることが多くなってしまっていました。

けど、そもそものマーケティング戦略から考え直して、一貫したコミュニケーションを生み出すことで、伸ばせる事業はたくさんあります。

どちらかというとそういう事業の方が「マーケティング」を強みとして持っている人間の介在価値は大きいはず。

実際、過去に「まだ売れていないプロダクトのマーケティング戦略をイチからつくり、利益が出る事業にする」というフェーズに関わった時に、一番やりがいを感じていました。

ということで、「熱量もあるしプロダクトもいい、ただマーケティングに関しては改善余地がたくさんある」というスタートアップに関わり、より根本からマーケティング戦略を考えることで事業をグロースさせることにもっとチャレンジしたいと思った。これが2つ目の理由です。


質問❷ 「なんで会社名Icra?イクラ好きなの?」


答え:
1、ImaginationとCraftsmanshipで世界を豊かにしたいという想い
2、イクラみたいなまだ小さいエネルギーの塊のような事業を、マーケティングの力で一緒に大きく育てていきたいという想い


だいたいの人が「え、イクラそんなに好きだったっけ?」って聞いてきます笑
まぁ好きですけど笑、ちゃんといろいろ考えました。

1、ImaginationとCraftsmanshipで世界を豊かにしたいという想い

理由の1つ目は、世界に対しての個人的なビジョンです。

「こんなのあると喜んでもらえそうだな」「もっとこうなったらいいのにな」って想像して、それを一番最高な形で創造しようとする、っていうことをすべての人間がやるようになったら、世界はもっといい場所になるんじゃないか、という仮説を持ってます。

「やらなきゃいけない」「こうしないと生きていけない」というリアクティブな仕事ではなく、遊びも学びも仕事も境目なくクリエイティブな仕事をするような人が増えたら、なんか面白そうじゃないですか?

少なくとも自分の子どもにはそうなってほしいし、自分が体現することで「こういう生き方面白そう」って思ってほしいなと考えてます。

今の時代で一番そういう働き方を体現しているのが事業家の人たちじゃないかな、と思っていて、そういう人たちのエネルギーを「想像と創造」で形にしながら、それに憧れて「想像と創造」をする人たちがもっともっと増えてほしいなという想いを社名に込めて、「Imagination」と「Craftsmanship」の頭文字を取りました。

創業祭はいくら祭りです

2、イクラみたいなまだ小さいエネルギーの塊のような事業を、マーケティングの力で一緒に大きく育てていきたいという想い

理由の2つ目は、質問1の答えと同じような感じです。

やっぱりスタートアップのエネルギーの塊感とスピード感が好きなんですよね。

常に100倍思考で高い理想に向けて行動している、そんな事業をめちゃくちゃデカく育てていく手伝いをするのが一番やりがいを感じます。

どうやらスタートアップの事業がうまくいかない一番の理由は「需要が存在しないから」らしいです。

本質的なマーケティング思考で
「そもそもどんな需要を狙うのか?」
「その需要に対してどんな事業だという認知を生み出すべきなのか?」
という重要な問いに対する答えを一緒に作ることで、一気にブレークスルーさせられると最高
だよな、って思ってます。


質問❸ 「今どんなことやってるの?」


答え:
1、マーケティング戦略コンサルティング
2、マーケティングチーム教育
3、獲得型動画広告運用
の3つを今は事業としてやっています。

事業① 「マーケティング戦略コンサルティング」


解決したい課題:
・新規事業を立ち上げて、伸ばしたい
・今の事業のWEB経由の集客を拡大したい

解決策:
・勝てるマーケティング戦略立案
・売れるコミュニケーション戦略立案
・コミュニケーションプランと企画アイデア出し
・各種表現物制作
・表現物に対するマーケティング視点でのフィードバック


これまでマーケティング支援会社として、だいたい20案件くらい?の複数カテゴリの事業を伸ばすお手伝いをしてきた中で、やっぱり伸びる事業には「勝てる必然」がありました。

逆にそれがないのにコミュニケーションの力でなんとかしようと思っても、うまく伸ばすことができない場合がほとんどです。

例えば「あるD2Cがうまくいっているらしいから、同じカテゴリのプロダクトを作った」みたいな場合、生活者の需要をうまく捉えられておらずうまく伸びない。ということばかりです。

戦略の時点でほぼ勝負は決まってます 引用:USJを劇的に変えたたった1つの考え方

1つ目の事業のマーケ戦略コンサルでは、事業の目的・目指すゴールに対して、「誰に」「どんな価値を」届けることができれば一番いいのかを考えて、具体的な表現により実際に生活者の内界(認知)に変化を起こすところまでを一貫して伴走しています。

まだ1人でやっていることもあって現時点では3社のみお手伝いをさせてもらっていますが、ある事業では…

Before 「WEB広告で成立する事業にしたくていくつかチャレンジしているが、CPA¥100,000を超えていて成立しない」

After 「マーケティング戦略を見直し、導線をゼロから新しく制作することで、CPA¥25,000以下を実現して事業をグロースできる状態に」

というところまで成果が出せた実例もあります。
こういうのはやっぱり一番やりがいがある。

ひとえにインハウスチームの頑張りの成果です

「マーケティングの戦略づくりから入ってほしい!」という事業主の方、ぜひお気軽にご相談ください!
(※ありがたいことに長期で継続いただくクライアントが多く、リソースの都合上、あと1-2社のみしかお受けできません…!)


事業② 「マーケティングチーム教育」


解決したい課題:
マーケティングチームの能力を成長させたいが、
・体系的に教えるカリキュラムを作れない
・全体を体系立てて教えられる人がいない

解決策:
・マーケティングの本質的な考えから具体的な戦略立案、戦術に落とし込むまでの考え方を体系化
・講義と合わせてワークや課題を通して実際に戦略を作れるように
・チーム全体にマーケティングの共通言語とフレームワークをインストール


スタートアップのマーケチームでマーケティングができる人間を育てる時に、「とりあえず実践をやってもらう」「アウトプットに対してフィードバックをする」ということで実践を通して成長を促している企業が多い印象があります。

ただ、個人的には一番初めに「マーケティングの全体像」から体系立てて理解して、「一番本質的な問いは何か」を知っておくことで、成果を出すまでのスピードはかなり早まると考えています。

実際に先月まで在籍していたARETECOではそこをとことんやりきって、「成果と成長に再現性を持たせるための教育」に力を入れていて、集団学習の仕組みを作っていました。

ARETECO代表の高木とも「せっかく作ったこのマーケティング教育の仕組みを、もっと必要な人に届けられるといいよね」ということはたびたび話していて、事業会社のマーケティングチーム向けのマーケティング教育カリキュラム「マーケティングOSブートキャンプ」として作り上げました。

高木にも理論部分のディスカッションでたくさん協力してもらっています。感謝!

自分のマーケティングのすべてを詰め込みました

自分自身が6年間を通して「何をどういう順番で考えれば再現性高く成果を出せるか?」と考えてきたことを、今回改めて体系化して新しい理論・フレームワークに落とし込んだんですが、個人的にはかなりイイものができたなと思っています。

本質的なマーケティングの考え方(=マーケティングOS)を5日間の講義を通してチーム全体に身につけてもらい、実際にワークを通して「使えるもの」にできるカリキュラムです。

実際に数社のマーケティングチームに対してマルっとインストールしたんですが、めちゃくちゃ評判がよくて、これはもっと多くの企業に届けたいなと思っています。

受講者アンケート「非常に満足」100%でした

もしマーケティングチームの教育に課題を感じている事業主の方がいらっしゃれば、具体的なカリキュラム内容に関する資料をお送りしますので、お気軽にお問い合わせください!


事業③ 「獲得型動画広告運用」


解決したい課題:
・WEB広告での集客をもっと伸ばしたい

解決策:
・CPA固定の成果報酬型動画広告で、獲得最大化
・エンゲージメントも高く検索アトリビューションへも貢献する独自の広告フォーマット


2019年からずっと強みとして取り組んできたのが、YouTubeの獲得型動画広告でした。

現在YouTubeでの獲得型広告はレギュレーションの厳格化と制作難易度とコストの観点で取り組んでいる企業が少ないですが、まだまだ市場としては伸びています。

サイバーエージェント/デジタルインファクト調べ

YouTube広告のメリットとしては、
・長い時間の中で商品について教育でき、狙っているパーセプションを作りやすい
検索などへのアトリビューションも高くなりやすい
・他媒体と比較して購入後の継続率も高く、結果としてLTVが高くなりやすい
などがあります。

ここに対してIcraとしては「勝てる必然」をつくるマーケティング戦略と、「再現性高く成果を出せる」独自の広告フォーマットを強みとして戦っていて、現在でも安定して成果を出せており、まだまだ多くの事業に対して貢献できることはあると思っています。

1年以内の直近の実績だとこんな感じです。

・D2C案件で月間3,853件の新規顧客獲得(目標CPA¥12,000)
・不動産案件で月間966件の新規リード獲得(目標CPA¥25,000)

あと、以前Googleと連携して検索へのアトリビューション効果を計測したことがあるんですが、YouTube広告を配信した地域での指名検索ボリュームが配信前と比較して「2,000%伸びた」という結果が出ました。

二度見しました

YouTube媒体のみでもCPAを合わせて獲得できるだけでなく、検索への流入影響も大きいということで、集客の課題がある事業主の方はぜひご相談いただければと思います!


最後に

…という感じで、独立したてではありますが、充実して楽しく仕事できています。

今関わってくださっているみなさまには改めて感謝です。本当にありがとうございます。
これからもガンガン貢献していくので引き続きよろしくお願いいたします!

もし
・マーケティング戦略
・マーケティング教育
・新規顧客獲得

の部分で課題を感じている事業主の方は、ご相談お待ちしております!

お問い合わせは公式サイトもしくは、個人SNSのDMにてお気軽にご相談ください!
よろしくお願いいたします!

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