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野池日記:体験から描く、真(?)のバス釣り その2 連休中のハイプレッシャーの中でデカバスを釣ったアングラーに嫉妬…

この記事は、ネットにあふれるバス釣り情報に対して、どこまでが本当かを実体験によって検証した結果を備忘録として載せたものである。

あくまで個人の「日記」なので、世のハウツー的な記事からすると相当読みづらいものであることは御容赦いただきたい。

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5/3 いつもの野池にて

朝6時くらいにフィールドへ。まずは前々回にトライした際、バズベイトへアタックしてきたバスがいた葦際へ、同じくバズベイトでチャレンジしてみたが、当たりはなし。活性が弱いことも考えられたためラバージグから適すリグ、そしてノーシンカーへ。

その時試したのが、ずっと昔に購入していたリングワーム。アメリカ製の「Luck”E”Strike」というブランドの茶色いカーリーテイルワームだったが、なんと一投目に、50cm級の”コイ”がヒット!

茶色ということでどうもミミズと勘違いしたらしいのだが、とにかくメチャメチャ引きが強い。最初は根掛かりかと思っていたのだが、ロッドがメチャメチャしなる。バットが弱いスピニングロッドなのでどうなるかと…で、背びれで糸を切られ、逃げられてしまった…

なるほど、デカバス相手にはバットの強いロッドで糸側に背びれが来ないようにしないといけないのだな、などと痛感。

その後、結果的にバスは釣れず。が、同じようにノーシンカー、あるいはテキサスリグで探ると5~6回ほど当たりが。どうやらブルーギルがつついてきているような当たり。ルアーの大きさからして小さいブルーギルには食いつけずということなのだろう。が、あれをミミズと思って食らいついてくるようだ、という仮説から様々な情報が手に入った。

まず色。バス釣りで色というのは、実はあまり関係ない、と言われているようだが、もちろん状況に寄りけりで、結構影響する場合もあるのではないかと思う。

実はこの池、赤のリザードとか、背中が青のクランクベイトとかワームとか、いろいろ試してみたものの当たりがあったのはこの茶色のリングワームと、今は亡きTEAM DAIWAのソルティー・スラッガー(色:075D)だけだった。

他にも黒のグラブとかも試してみたが、尾っぽはカーリーテイルかストレートの方がよいようだ。当然、ワームの動かし方などによって当たりの違いは出てくるかもしれないし、「バスだったら?」という視点の違いもあるかもしれない。サンプルが少ないのであっているかはわからないけど、「茶色のカーリーテイル」というのはこのフィールドに重要な要素ではないかとも見ている。

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この日は池の西側エリアでトライをしていた。前回も記述していたが、ここは北側にかけて葦のエリアがあり、かつ木の生えたストラクチャーもあることから、まさに「バスがいそうなところ」(実際、見えバスは何回も見ているのだが)なのだ。

で、実はこの日対岸にもう一人のアングラーが来ていて、向こうから大きなルアーをロングキャストで投げ込んできた。もう”ボッチャン!"という着水音が痛々しく、「おめえ、邪魔すんなよなぁ…」とか思いながら怪訝そうな目で見ていたのだが、彼が岸辺りあたりまでルアーを引いてくると、なんと40cm以上はあろうかというデカバスが目の前で釣られていやがった。

僕はあっけにとられて見ていた。「もうここ、ナン10回来ただろうか…」「手を変え品を変えやっていたのに…」もうくやしさ、嫉妬、怒りなどさまざまな感情が頭に渦巻く。が、次の瞬間彼のアプローチからもさまざまな情報が。

・朝はやはり護岸されている場所のカケアガリ狙いが固いのかもしれない。よく考えるとこの日は西側エリアから北西エリアへ、影辺やストラクチャー沿いを一生懸命攻めながら全然当たりはなかった。見えバスも2~3匹並んでいるのを見たが、やはりダメだった。

東側の護岸エリアは、ちょうど太陽が昇り始めてから10時くらいまでは、太陽の方向的には影になる。

西側は影が多いようで、実は結構太陽向きでもある。そういった違いは、一度意識してみるといいかもしれない。

・キャストしている位置が違う。周辺の草木を気にして、僕はいつも水辺ギリギリのところからキャストしていたが、彼は護岸のさらに上の土手からロングキャストで狙っていた。実は彼のほかにもう一人、別のアングラーもいたのだが、彼も同じく高いところ、水辺から離れたところからキャストしていた。

思えば、僕がキャストしていた位置ではバスから感づかれてプレッシャーを与えてしまうだけだったのかも。次回は位置を変えてチャレンジしてみるか。

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また、ラバージグをマスターしてみたいと何度かチャレンジしているのだが、まだテクニックやセンスが追いついていないのか、あるいはフィールドに合っていないのかはわからないけど、効果は薄いような気がした(ノーシンカー、テキサスジグの方が当たりがあった、という意味で)。





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