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「チェインギャング」

どーも、pmanです、どもども。

ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーから。相変わらず、この方の写真、大好きです。エフェクターボードのごちゃごちゃした雰囲気、いいですねー。

今回も適当なところに我がバンドの手作りミュージック・ビデオを貼ってみます。意味はございません。


さてさて、マーシーに憧れた話を先日いたしました。私がギターを始めたきっかけはクロマニヨンズのマーシーだったのですな。

時は1993年頃、私はまだ17歳頃でございました。ああっ。改めて文章にするとそんな前なの?なんか怖い。時の流れが怖いわー。


その当時私はラジオを聞きながら勉強をしていました。そして、当時のラジオキッズならみんな聞いていたであろう、「オールナイトニッポン」も聞いておりました。あの当時、大槻ケンヂやウッチャンナンチャン、松任谷由実、とんねるず、など錚々たる顔触れがパーソナリティをしておりました。今でも「ビタースィートサンバ」を聞くと、あの頃の青臭い自分を思い出して恥ずかしくなっちゃいます。

そして、その顔ぶれの中に福山雅治さんがパーソナリティを務めている日がありました。その中でリスナーのリクエスト曲を福山雅治さんがギターで弾き語るコーナーがありました。

ある夜、流れてきたのがブルーハーツの「チェインギャング」でした。もちろん福山雅治さんの声でなんですが、その時私は勉強の手を止めて聞き入ってしまったのですね。嗚呼、なんか分からんけど、胸の中に手を突っ込まれて掻き回される様な、そんな変な気持ちにさせられました。もちろんブルーハーツのことは知っていたのですが、当時知っていたのは「人にやさしく」や、「キスしてほしい」や、「train-train」などのいわゆるロックチューンな曲だけでした。


早速次の日、松本駅前(当時は長野県に住んでいました。)にあるレンタルビデオ店にてブルーハーツのCDを借りてきました。もちろん「チェインギャング」の収録されている「Young &pretty」というアルバムです。


早速聞いてみると、そこにはよく知ってるブルーハーツがありました。「キスしてほしい」から始まり、とにかくカッコいいロックがありました。もう、一気にブルーハーツの虜になったと言っても過言ではありません。

そして、ラスト、ついに「チェインギャング」です。


衝撃を受けましたね。前の夜に聞いた福山雅治さんの歌声も良かったですが、その瞬間今まで聞いたことがない様なしゃがれたて、叩きつけるような歌声が耳に飛び込んできました。もう胸の中掻き回されるなんてもんじゃなかったです。あの時の感情は今だに言葉にはできないです。ただひたすらに変なテンションになりました。

そこからはもう何かあれば「チェインギャング」を聞いておりました。我が家がグッチャグチャに面倒くさくなった時(詳しくは長くなるのでまた別の機会で)、童貞くさい恋愛が上手くいかない時、受験の時、アルバイトの道すがら、いつも聞いておりました。

その影響ではじめて買ったギターはアコースティックギターなんですね。やっぱりマーシーの弾き語りに憧れちゃったんです。さらにその二年後、やっぱりマーシーに憧れて、安いレスポールを手に入れます。

私の音楽は全てここから始まりました。音楽をやってなかったら多分、今愛知県に住んでもいないでしょう。

もしかしたら誰かの人生を変えてしまうかもしれない。音楽って凄いですよ。面白いですよ。皆様はどんな音楽に人生を変えられました?是非是非聞いてみたいです。