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読書#7 【移動する人はうまくいく✈】

駅の書店でタイトルを見て、「移動するメリットって何だろう」と感じて買ってみました。
4月から在宅勤務になり、休日もほぼ家から出ない生活をしてるので何か良い内容を知りたいと思いました。


印象に残った内容

移動しない事が正義として教育されてきた

大学を出て大手企業に入社、結婚してマイホームを建てる。そういう安定こそが幸せだと教えられてきた。

会社員には与えられない3つの選択肢

「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」
冷静に考えれば、この3つが選べない時点で人生が奪われたようなものだ。しかも社会保障という謎制度によって、手取りはどんどん減少しているし、給料は30年間ほとんど変わっていない。
派遣やアルバイトなどの非正規雇用が増えて会社員=安定という図式は完全に崩壊しているのに、何故か正社員の方が偉いような雰囲気がある。

人の行動は環境→感情→行動の順で変化する。

「引越しすらできないものは、人生が変わらない」
人生は行動が全てで、その行動を決めるのは環境だからだ。
これが難しい側面もある、稼ぐために移動が必要なのに高い家賃や礼金などの意味のわからないシステムによって
「移動」→「稼ぐ」の順番が正解なのに
「稼ぐ」→「移動」を強制されてしまう。

私たちは「過去との整合性」をとろうとする

あなたの周りにいる人の大半はあなたの過去を知っているわけで、彼らはあなたに「過去のあなた」を期待している。
ということは「過去のあなた」と整合性のない言動をすれば反発を食らうし、反発を食らいたい人はいないから無意識に「過去との整合性」をとる人生を生きているというのが大半。
移動する事で「過去を知っている人」「過去からのコントロール」からも離れられる。

「選択肢を増やす」というのが人生戦略において一番重要

正直、人生に意味があるとも、価値があるとも思っていない。
とはいえ、生きる基準が必要だろうから、私は「選択肢を増やす」というのを基準にするべきだと言っている。

感想

「人生における選択肢を増やそう」というのが一番印象に残りました。
著者が移動を強く勧めるのも最終的にはこれに行き着くからだと思います。
会社員には与えられない3つの選択肢という話がありましたが、毎日同じことの繰り返しで、どれだけ嫌になってたとしても家や家族のため我慢する選択肢しかない環境は絶望でしかありません。
そうならないためにも移動できる力をつけ、会社に頼らなくても生きられる選択肢(コンテンツビジネスなど具体的に資産を作る方法が書かれていたりしました)を持つことを教えてくれているように思います。

少し面白かったのは、提案される内容に時々無理があるというか「どの社会人が実現出来るんだろう笑」というものだったことです。

私もサンフランシスコ、ホノルル、東京、京都に住居を持ち・・・
(別の章にて)年4回は海外へ、年4回は国内へ行きましょう

自分はまだまだ贅沢な移動は無理なので、休日ちょっと出かけて新しい場所に行く程度から始めようと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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