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読書#8 【失敗の科学】

エンジニアに転職して、エラーが出たり解決に長時間かけると自分は無能だと落ち込みます。
日常の場面でも、その日の目標が達成できなかったり、ちょっと道を間違えただけでも無駄に落ち込んでる気がします。
失敗だらけの毎日で、失敗に対して少しでも前向きに考えたり、失敗しないためのコツがあれば知りたいと思いました。


印象に残った内容

自分自身から失敗を隠す

人は誰でも、自分の失敗を認めるのは難しい。ほんの些細な失敗でさえそうだ。友達同士の気楽なゴルフでさえ、自分のスコアが思わしくないと不機嫌になる。
だから、仕事、親の役割など、自分の人生にとって重要なことで失敗を認めるのは、もう別次元の難しさになる。
人は失敗を恐れるあまり失敗を記憶から消し去る能力があるという。我々は失敗から学ぶどころか、頭の中の「履歴書」から綺麗に削除してしまう。


成長が遅い人は失敗の理由を「知性」に求める

失敗から学べる人と学べない人の違いは、失敗の受け止め方の違いだ。
失敗から学べる人は失敗を自分の力を伸ばすうえで欠かせないものとしてごく自然に受け止めている。
一方、成長が遅い人は生まれつきの才能や知性に恵まれた人が成功すると考えているために、失敗を「自分に才能がない証拠」として受け止める。


感想

失敗に対して拒絶反応が出るのは脳の自然な反応だと受け入れて、そこから何を学ぶのかが重要だと感じました。
仕事中のミスやプログラムの訂正箇所に対しては、基本チャットを使って文章で指摘されるのですが、これが結構自分を否定された気持ちになります。
ミスを指摘してる側は人格否定しようとは一切考えてないとわかっているのに、「自分はやっぱり、、、」と落ち込む。まずはこの良くない癖を治せるように気を付けて働いてみます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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