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なんてことない 日記 - 述べ3000年、命を懸けた恋の結末

この10月の間は『インディ・ジョーンズ』シリーズ4本見て冒険&考古学熱で沸き立った我が家は興奮冷めやらぬ状態で「やっぱエジプトやなっ、『ハムナプトラ』見るでーっ 👨 」「イームホーテーーーップ! 👩 」と『ハムナプトラ』シリーズの1と2を見ました。(3は残念ながらエジプトじゃない、ラクダがいないって理由で保留中 🐫 )

久々に見返した『ハムナプトラ2』ですが、正直見る前からちょっと嫌でした… 主人公たちの宿敵イムホテップが可哀想な結末を迎えるから。そして今日改めて見直してやっぱり可哀想でしょんぼり。1の時点でそんなに好きじゃなかったけどあそこまで酷い描き方しなくたっていいじゃないか、と思うのです。


私がお風呂の中でも暗い顔をしていたので、子供がまだ引きずってるのか?と聞いてきました。

以下、私なりの解釈と私が望んだ『ハムナプトラ2』の結末ですが…

私「イムホテップがあの超人的な力を失った時点で悲劇が始まっていた気がする、言うても元は高僧やから喧嘩が強いってことはなさそうやし 👩 」

子供「アナクスナムンはその時点で止めとったやんか、力なくなってんからスコーピオンキングと戦うんは無理やって 👧 」

私「うん、それでも振り切って行ったらー!って飛び込んでった。ほいでやっぱりアカンくて私は貴方の下僕ですゥってなった、弱体化にも程があるわ〜。

ほんで最終的にええとこなしで死後の世界行きの、文字通り死の淵に立たされるっちゅうかしがみついてる。

同じ立場のリックは愛するエブリンに逃げろって気遣うけど、イムホは助けやんかい!やもんなァ 👩 」

子供「あれ、ないわ~。アナクスナムンは最初にやめとき言うたやん、ほんで助けろ!って何様やねん 👧 」

私「死者の書を以てしても もう蘇ることはでけん世界なんかなァ、そんで怖気づいたんかな?アナクスナムンもスカラベ沼に落ちるし、1では自害してでもイムホテップへの愛を貫いたどてらい女やったのに残念やわ。

おんなじ死ぬんやったら、あの死の淵でイムホテップを助けようとしてアカンくて2人諦めつつもキスしながら死後の世界へ仲良く落ちるっていうエンディングにしてほしかった〜 👩 」

子供「あのお父ちゃんとお母ちゃんがすぐイチャイチャ チュッチュチュッチュしてるから子供が攫われるんやんか~、いちゃラブネタはもうええわー 👧 」

Yっちゃんもアレックス・オコーネルも奇しくも8歳、年代も国籍も人種も性別も何もかも異なるけれど同じ8歳児に呆れられるオコーネル夫妻って何なんでしょう。

でもそのオコーネル夫妻の深い愛情と絆を、愛するアナクスナムンに裏切られた哀しみの涙と尊いものを目の当たりにしたかのような美しい涙で綯交ぜになったかのように瞳を濡らしながら少し微笑んで死後の世界に落ちていくイムホテップ...

やっぱり可哀想だよ!

今回で3回目かな、毎回 見るんじゃなかったかな、とさえ思うイムホテップの可哀想さよ… 映画自体面白いけどさ!

せめてもの救いはGoogle検索で、イムホテップと入力すると上位に上がるのは「イムホテップ かわいそう」というワードです。やっぱりみんなそう思ってるのね。




我が家の『ハムナプトラ1,2』での不動の人気ツートップはジョナサンあんちゃんとアーデス兄貴です、バカバカしくも楽しいムードメーカー あんちゃんのお陰でエブリンやアレックスが攫われても映画全体が暗くなりすぎず、頼もしい兄貴のお陰で何とかなりそうな気がする安心感。いい兄さんたちです。



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