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一度でも「モノづくり」を志したことのあるすべての人を肯定するクリエイター賛歌『数分間のエールを』のエグいほどの熱に酔わされて泣いた
映画『数分間のエールを』を観ました。 泣きました。エグいくらいに。 涙でぐしょぐしょになった顔を隠しつつ映画館を出て最初に思ったのは、「想像以上にエッッッグいぞこれ!!」ということ。もちろん良い意味で。 予告編を見て最初に感じた「さわやか青春モノづくりアニメ〜!」なイメージが、容赦なく「現実」に上書き保存されていく感覚。……いやぁ、たまらんですねえ! 心当たりしかない苦悩に葛藤、独りよがりな姿勢を見せつけられて胃がキリキリと舞い踊らずにはいられない。いやさぁ……どっちの気
「推す人」に向けた文章術かと思ったら、「推される側」にもおすすめできる本だった『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』
最近、オタクが書く「イベントレポ」を見かける機会が減った気がする――。そう感じるのは、僕だけだろうか。 もちろん、SNSではありとあらゆるジャンルのオタクが日頃から自由気ままに呟いているし、アニメやオンラインライブの実況だって盛り上がっている。イベントの多い週末になれば、言葉にならないオタクの無数の絶叫がいつだってタイムラインをどんぶらこと流れている。それは間違いない。 しかし一方で、イベント終了後、その心地よい濁流が過ぎ去った後はどうだろう。ぽつりぽつりと感想を書いたn