けいろー🖋フリーライター

ワクワク心の赴くまま、なんでも書くライター。言葉と文章で「好き」と「楽しい」をお届けし…

けいろー🖋フリーライター

ワクワク心の赴くまま、なんでも書くライター。言葉と文章で「好き」と「楽しい」をお届けします。メーカーを退職後、趣味のブログをきっかけに執筆依頼をもらうようになり独立。最近はVTuber/VRの記事が多め。実績:https://www.foriio.com/gururimichi

マガジン

  • これ見た日記

    個人的な日記。ある日の「これ見た」をメモする場所。本だったり、マンガだったり、映画だったり、音楽だったり、食べ物だったり、街並みだったり。

  • フリーライターの本棚

    フリーランスのライターとして活動する筆者が、読んだ本の感想や読書メモ、おすすめのKindle本セール情報を収めていく「本棚」です。

  • バーチャル交差点(n)

    「バーチャルな世界は、こんなに楽しい!」 VTuber / VR に関連する記事のまとめ。

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    ブログを運営して6年目、ライター業を始めて4年目になる自分の目線で、文章の「書き方」を考えるマガジン。ブログ記事やウェブ記事に使えるノウハウを紹介。

  • ぐるぐるらぢお。(仮)

    ラジオ番組──とはまだ言えない、ブログ・インターネット・本などの話題をつっかえながら話す、音声記事(仮)。

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「けいろー」について|ライターとしての実績とプロフィール

はじめまして! ライターの「けいろー」と申します。 このページでは、私のプロフィールや執筆実績などをまとめています。「ライター」としての活動を中心に記録していますが、お仕事以外でもお気軽にお声がけいただけると嬉しいです(特にVTuberやVR関係、待ってます!)。 プロフィール書けること 書評・作品レビュー 商品レビュー コラム・エッセイ インタビュー・対談記事 イベント・ライブレポート できること 執筆 校正 書き起こし 写真撮影(ミラーレス一眼)

    • 池袋で出会った、既視感のある異国カレー

      最近、敷島てとらさんのVlogを見ている。 以前からVlog的なコンテンツは好きだったし、それこそVTuberに関して言えば、ぽこピーのお二方のグルメ動画や旅動画、外に出かけての企画モノは大好物。登録しているYouTubeチャンネルの中でもその手のコンテンツは優先的に見ていて、そのうちの1つがてとらさんのVlogであるわけです。 ――で、そうやっていろいろな人が街に繰り出して楽しそうにしている映像を見るとですね、自分でもやりたくなっちゃうわけですよ!! そこで「試しにや

      • 一度でも「モノづくり」を志したことのあるすべての人を肯定するクリエイター賛歌『数分間のエールを』のエグいほどの熱に酔わされて泣いた

        映画『数分間のエールを』を観ました。 泣きました。エグいくらいに。 涙でぐしょぐしょになった顔を隠しつつ映画館を出て最初に思ったのは、「想像以上にエッッッグいぞこれ!!」ということ。もちろん良い意味で。 予告編を見て最初に感じた「さわやか青春モノづくりアニメ〜!」なイメージが、容赦なく「現実」に上書き保存されていく感覚。……いやぁ、たまらんですねえ! 心当たりしかない苦悩に葛藤、独りよがりな姿勢を見せつけられて胃がキリキリと舞い踊らずにはいられない。いやさぁ……どっちの気

        • 「推す人」に向けた文章術かと思ったら、「推される側」にもおすすめできる本だった『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』

          最近、オタクが書く「イベントレポ」を見かける機会が減った気がする――。そう感じるのは、僕だけだろうか。 もちろん、SNSではありとあらゆるジャンルのオタクが日頃から自由気ままに呟いているし、アニメやオンラインライブの実況だって盛り上がっている。イベントの多い週末になれば、言葉にならないオタクの無数の絶叫がいつだってタイムラインをどんぶらこと流れている。それは間違いない。 しかし一方で、イベント終了後、その心地よい濁流が過ぎ去った後はどうだろう。ぽつりぽつりと感想を書いたn

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        • せいかつとことば。(2018/1〜3)
          11本
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        記事

          月村手毬は我慢ができない――Luna say maybeの話をしたいだけの約8,000字

          第一印象は、「おもしれー女」だった。 歌唱力つよつよの将来有望なエリートアイドル候補生……かと思いきや、体重が増えたことで不調に(もちろん、根本的な原因は別にあるのだけれど)。 しかし本来のストイックな性格もあり、ひとたび反省すればその後は上り調子に。めきめきと成長していく……かと思いきや、誘惑に勝てずリバウンド。からの、この絶望顔である。かわいい。 クールキャラかと思ったら、キュート。 ストイックかと思ったら、怠け者。 完璧かと思ったら、ポンコツ。 ツンかと思ったら、

          月村手毬は我慢ができない――Luna say maybeの話をしたいだけの約8,000字

          『「世間」とは何か』感想|それは日本人にとって個人や社会よりも大切な存在

          「世間をお騒がせして申し訳ありません」 改まって考えてみると、まっこと不思議な言葉に感じる。企業の不祥事や芸能人の身内の失態など、主に記者会見の場などでよく耳にするこの文句。 特に後者は、謝罪している人自身にはまったく非がないにも関わらず、身近な人間のあやまちについて頭を下げている。たしかに、感覚的にはそこで謝るのもわかるような気もするが、理屈で考えると、途端に違和感がわきあがる。 あやまちを犯した人間が身内である――ただそれだけの理由で、無関係の人が謝罪をする。そこに

          『「世間」とは何か』感想|それは日本人にとって個人や社会よりも大切な存在

          池上彰さんが語る“伝え方”とは?『相手に「伝わる」話し方』感想

          池上彰さんの『相手に「伝わる」話し方』を読みました。 そのわかりやすい解説で定評のある池上彰さんが、数十年ものあいだ試行錯誤してきた「伝え方」を、自らの手でまとめた本。 見方を変えれば、池上さんの「NG集」というか、失敗を殊更に記録した経験談と言ってもいいかもしれません。Amazonのカスタマーレビューに「本自体が、伝え方の見本」と評している人がいらっしゃいますが、まさしく。 失敗を繰り返す中、考え続けた記者時代本書の前半部分は、池上さんが記者として働いていた頃の話に焦

          池上彰さんが語る“伝え方”とは?『相手に「伝わる」話し方』感想

          『不屈の棋士』感想|人工知能があぶり出す「人間らしさ」とは

          最近、将棋がアツい。 将棋と言えば自分でも指してなんぼ、という声もすっかり聞かなくなり、最近は「プロの対局を観戦するのが好き」という人も少なくありません。また、漫画やラノベ、小説などで描かれる、棋士の物語を楽しむことだってできる。将棋の楽しみ方はさまざまで、本をきっかけにその世界にハマる人も多いと聞きます。 このたび読んだ大川慎太郎著『不屈の棋士』は、まさにそういった人でも楽しめる将棋本だと言えます。観戦記者である筆者さんが11人の棋士にロングインタビューを敢行し、プロの

          『不屈の棋士』感想|人工知能があぶり出す「人間らしさ」とは

          『珈琲の世界史』感想|知的好奇心が満たされる「コーヒー」の文化史

          ここ数年、毎日のようにコーヒーを飲んでいる。それ以前――営業職として走りまわっていた頃――はたまに缶コーヒーを飲む程度だったけれど、近頃はほぼ毎日。出先で小休止するとき、あるいはパソコンに向かって作業をするときには、喫茶店のコーヒーが欠かせない。 最初はマクドナルドの100円コーヒーに始まり、ドトールのアメリカンコーヒーを経て、最近はスターバックスに落ち着いた格好。味はドトールも悪くないのだけれど、日中は大声で話すお客さんが多くてどうにも落ち着かないのよね……。席を取るため

          『珈琲の世界史』感想|知的好奇心が満たされる「コーヒー」の文化史

          「かわいい」が幸福度を高める!?研究によって明らかになったKawaiiの力を紐解くビジネス書『Kawaii経営戦略』

          近年、自分の中で「サンリオ」がアツい。 きっかけは、2021年末の「SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」。VR世界のサンリオピューロランドで開催された、バーチャル音楽フェスでございます。 VTuberやサンリオキャラクターだけでなく、リアルで活躍するおなじみのアーティストやアイドルも多数登場したライブイベント。当時はお世辞抜きに「今までで一番のバーチャルライブ」だと感じていたし、このためにVR機器を買う価値があるとすら思っていました

          「かわいい」が幸福度を高める!?研究によって明らかになったKawaiiの力を紐解くビジネス書『Kawaii経営戦略』

          2024年は「好き」に素直に生きてみよう

          早くも1週間が過ぎつつある2024年1月ですが、あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、例年ならここで「今年の抱負はにゃんにゃん(※ここに任意の抱負を入れる)です!」などと書き始めるところですが、困ったことに、僕の「2023年」がまだ終わっていない。年末は意外とバタバタしていたこともあって、いつもの振り返り記事を書くことができていないのです。 というわけでまずは改めて、2023年に思いを馳せるところから。ちょうど1年前に書いた文章で

          2024年は「好き」に素直に生きてみよう

          映画『君たちはどう生きるか』の取り留めのないネタバレなし感想

          退屈でも、きっとおもしろい映画体験になるはずだから映画『君たちはどう生きるか』を観た。 本当は、わざわざ公開初日に観に行くつもりはなかった。「ジブリだし、ちょっと待てばテレビで放送されるっしょー」と思って、慌てて観るものでもないと思っていたから。 別にジブリ映画が嫌いというわけではない。むしろ好きな部類に入る。子供の頃にビデオで観た『となりのトトロ』は思い出の作品だし、『天空の城ラピュタ』は言わずもがな。特に大好きなのは映画館で観た『千と千尋の神隠し』で、家でも家族そろっ

          映画『君たちはどう生きるか』の取り留めのないネタバレなし感想

          メモを活かす14の手法!仕事にも生活にも役立つ『すごいメモ。』の記し方

          営業員時代から、「メモ帳」は必携ツール。 業務上のスケジュールや上司からの指示を書き留めるのはもちろんのこと、商品管理に営業文句、さらには顧客とのやり取りや各々の性格や話題の傾向まで、ありとあらゆることを記録していた。 とはいえ、その多くは自分が忘れるのを防ぐための「走り書き」のようなもの。長期的に見て役立つ、「アイデア」となるようなメモではなかった。そもそも仕事が忙しく、日々の予定や注文をメモしては捨てることの繰り返しであり、見返す暇もあまりなかったように思う。細かな顧

          メモを活かす14の手法!仕事にも生活にも役立つ『すごいメモ。』の記し方

          「罪なき者のみ石を投げよ」は詭弁?ロジカルシンキングを疑う『論より詭弁』がおもしろい

          『論より詭弁』を読んだ。 ロジカルシンキングを扱う本が数多く書店に並んでいる現代においては、否が応でも目に入る尖った書名。なんたってまず、序章のタイトルからして「論理的思考批判」である。「論理なんぞ知ったこっちゃない」と言わんばかりの言葉が並ぶ本書の第一印象は、あまりにも鮮烈だった。 「あまりにもぶっちゃけすぎでは!?」と驚いてしまうものの、だからといって「論理」を完全に蔑ろにしているわけではない。それどころか、筆者自身は論理的思考の研究と教育に携わってきた立場にある。

          「罪なき者のみ石を投げよ」は詭弁?ロジカルシンキングを疑う『論より詭弁』がおもしろい

          教養を身につけるには「本」「人」「旅」の3要素が必要?『人生を面白くする 本物の教養』

          出口治明さんの『人生を面白くする 本物の教養』を読みました。 ライフネット生命保険株式会社の創業者である出口さんの本を読むのは、これが2冊目。幼い頃から活字中毒だったという筆者の「読書論」を紐解いた『本の「使い方」』に対して、本書のテーマは幅広い意味での「教養」。非常に幅広いトピックを取り上げており、多方面で刺激を得られる1冊でした。 「教養」とは?日常的にもしばしば聞く言葉ではありますが、そもそも「教養」とはなんだろう。試しにいくつかの辞書・サイトで調べてみたところ、次

          教養を身につけるには「本」「人」「旅」の3要素が必要?『人生を面白くする 本物の教養』

          文章を書けないのは、そもそも「読めない」から?「書き方」以前の「読み方」を学べる本『わかったつもり』

          「文章が下手な人は、そもそも文章を読めない」という指摘がある(参考リンク)。 ひとまとまりの長い文章を読む習慣がないから。文脈を読み取る力に欠けているから。読めても自分なりに曲解してしまうから。だから、文章を読むことができない。 他人の文章を「読めない」人が、自分の文章を「読める」はずもない――。 たしかにその指摘には、一理あるように感じる。自分ではいくら「書けた!」と思っても、「読む」ことに慣れていない人は、己の文章の誤りに気がつきにくい。客観的に文章を見直すことがで

          文章を書けないのは、そもそも「読めない」から?「書き方」以前の「読み方」を学べる本『わかったつもり』