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「もっとすごい心理学」内藤誼人


2月最初の投稿になります!😁
今回紹介する本は↓

「もっとすごい心理学」内藤誼人

●要約
筆者は心理学者であり、趣味は手芸、ガーデニング、昆虫採集であるそうだ。
本書は以前紹介した「すごい心理学」の筆者であり、5万部突破のベストセラー第2弾である。
本書は全部で第5章まである。第1章は「すぐに役立つ心理学研究」第2章は「心の不確実さが見える心理学研究」第3章は「読むのが怖くなる心理学研究」第4章は「ひと味違う驚きの心理学研究」第5章は「前向きになれる心理学研究」について書かれており全部で81例紹介されている。

●感想
この本を読んでみたら興味深い内容がいくつも書かれていました。
今回はその中から興味深かった2つのテーマについて紹介したいと思います。
 1つ目は第1章で書かれていたプレゼンに使える「3つの魔法」についてです。
日本人は「 3」という数字が大好きであるそうです。例えば「三度目の正直」や「早起きは三文の徳」などというように「3」のつくことわざはいくらでもあります。ほかにも「万歳三唱」や「三本締め」など3を含んだ言い回しが使われています。欧米では3の魔法(チャーム・オブ・スリー)と呼ばれているそうです。日本でも欧米でも「3つ」がちょうどよいおさまりになるのかもしれないと述べられていました。
私はラッキ7とも言われているように7の数字が好きな人が多いのかなと思っていたら3の数字が好きだと言うことを知り驚きました。
 2つ目は第2章に書かれていた「友達の誕生日を思い出せますか?」についてです。
実は「自分の誕生日と近いかどうか」という点で変わってくるそうです。例えば8月生まれの人であれば、同じ8月生まれの人、もしくは7月や9月生まれの友達の誕生日は比較的記憶に残りやすく、2月や11月生まれのように、誕生日が遠く離れた友達の誕生日はなかなか覚えることができないそうです。これを心理学では"自己参照効果"というそうです。自分に近いとか自分に関連しているものであればスイスイ頭に入ってきて記憶にもしっかり残りますが、自分が遠く離れたものや自分との関連性の薄いものは、記憶するのにも骨が折れると表現されています。
ただし一般に、女性のほうが男性よりも友達の誕生日を覚えているそうです。
確かに誕生日が近い人の誕生日は覚えているかもなあって感じました。
 他にも「ダウンロードに待てる時間はどれくらい?」や「年収の高い人に共通すること」などについて書かれていました。
 前作の「すごい心理学」を読んでこの本書である「もっとすごい心理学」を読んでみたいと思い読みましたがとても読みやすくて読んでみて良かったなと思いました。

●アクションプラン
・パスワードの使い回しをしない←第3章にパスワードの使い回しは危険について書かれていました。

・後1冊は同じ筆者の本を読んでみる。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

2月中に後1回は紹介できたらいいなと思っています。

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